2007年03月19日

今日の税理士、昨日の税理士

今日の税理士、昨日の税理士、同じ税理士だけどどこか違う、
いえ違わなくてはいけないんじゃないかと思うんです。
 
さて何のことを言ってるのやらと思われるかもしれません。
 
今回書籍「イン・ザ・ブラック」から取り上げる黒字永続のHowToは、
 
第5の原則:生産プロセスを常に改善せよ
 
ここでいう生産プロセスとは、
仕入れて工場で作って、
運んでお店に並べて、
注文とってお客様に届ける、
つまり企業の活動のすべてのことを言っています。
 
赤字会社には赤字になる理由があります。
黒字会社にも黒字になる理由がちゃんとあります。
 
中でも両者を大きく分けるのが、
ひとりひとりの従業員の働き方に、
どれだけ創意工夫がありよく気が回るかです。
 
同じ商品、同じ値段、でもお店での対応が適度に丁寧、電話での受け答えが気持いい、
しっかり丁寧な包装、驚くほど早い配送など、
ひとつひとつは誰も真似ができないような物凄いことではありません。
 
しかしそんな小さなことの積み重ねが、
積もり積もれば全体としてはすごいことです。
 
ライバルが真似することができても、
そのときには更に先をいっているでしょう。
 
だからこそ毎日毎週の少しづつの改善が大事です。
 
働く人も自分で自分の仕事を職場を創造していく喜びを味わえます。
 
税理士としての私も同じお客様の月次決算を、
前月は翌月15日であったら今月は14日を目指します。
 
又レポートをよりわかりやすくするために余計なデータをばっさり省略したりもます。
 
普段はチェックしない項目を見て何か発見事項を見つけようとします。
 
前月とは違う問題が起きていないか、
笑顔の底でお客様の言動にも気を配ります。
 
 毎日ほんの少しでも昨日よりどこか成長していたい、
成長していると感じないと落ち着かない、
そんな私はちょっと欲張りなんでしょうか?
 
是非ほんの少しでいいですから仕事の仕方を何か変えてみませんか。
うまくいけば儲けもの、
うまくいかなかったら、

そのやり方ではあんまりうまくいかないことが、
わかっただけでも儲けものだとは思いませんか?
 

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税理士の差はコミュニケーションの差

さて書籍「イン・ザ・ブラック」からプロダクト戦略として、
第4の原則を紹介します。


第4の原則:コミュニケーションで相乗効果を生み出せ


よく経営者にお会いすると、
普段は人に関する悩みが本当に多い。
どうもみんな思うように働いてくれない。
言われたことしかやらない。
言われたことをきちんとやるのはまだいいほうだ云々。


さて以前のお役所や大銀行など、
小さな用事で出かけてすぐ片付くと思いきや、
関係部署をたらい回しに会い、
行く先々で事情を説明してくたくたになった経験が、
どなたにでもあるのではないでしょうか?


しかし一方で、
トヨタに出入りした人は、
行く先々で「連絡は受けております。この件につきましては・・・」と、
すぐに用件に入れたので、
その行き渡った社内連絡に驚いたそうです。


「これは伝えなくても大丈夫だろう」と、
「大丈夫だと思うけど、念のため・・」という意識とでは、
時を重ねれば大きな差になります。


毎月取引しているお客様に、
毎月毎月ちゃんと確かなサービスを提供していたのに、
たった一回の対応の拙さで信頼を失うのはよくあることです。


酷なことですが、
人は10回ちゃんとやったことを忘れて、
たった1回の拙い対応で評価することがあります。


誰にでも付いている耳と口を少し余計に、
考えて使うだけで差別化できるかもしれません。


それは税理士公認会計士も同じです。
せっかく素晴らしい専門知識とスキルがあっても、
顧客の状況を理解し心情を汲み取らなければ、
本当に満足していただくことはできません。


私が見ていて、
できる会計士税理士
すなわち必ず顧客の満足いく結果を残す人は、
最初から仕事の最中、最後まで顧客とのコミュニケーションが良好です。


私もこれに気づいて、
コミュニケーションに非常に気を配っています。
でも人それぞれのところがあり、
なかなか100点満点とは行きません。


コミュニケーションって毎日が勉強なんですよね。 

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2007年03月17日

税理士が近所の蕎麦屋に想うこと

さて今回も書籍「イン・ザ・ブラック」でいう黒字を永続させる究極のHowToを見てみましょう。


第3の原則:販売は幾何学的に成長させろ


ここで言ってるのは、 
単純に今の商品サービスを今の同じような顧客に漫然と売り続けるなということです。
 毎日忙しいと何となく今のままでいいのかなと思いがちですが、
いつ風向きが変わるかも知れません。


今の顧客に同じ商品やサービスをよりたくさん買ってもらうにはどうすればいいか?
今の商品サービスを買ってもらう顧客をどうしたら増やせるか?
今の顧客にその顧客が喜びそうな違う商品サービスを何か売れないか?
そして新しい顧客に新しい商品サービスを買ってもらうには?


段々と切り口を変えてトライしてみることです。


さて横浜市港北区綱島の私の自宅近くに通いつめている蕎麦屋があります。
数ヶ月前に知人に教えてもらって知りました。
場所がちょっとわかりにくく、
近くを歩く人も大変少ないのですが、
ここだけはお客さんが絶えません。


その理由は一度行くとわかります。
お品書きには、
手書きで書かれた「お蕎麦の前の一品」と書かれて、
一品一品気になるお酒のお供が並んでいます。


おしんこ盛り合わせ、
定番の板わさ、
げそ揚げ、
ヒレカツ陶板煮、
そして寒い晩の熱燗。
メインの蕎麦やうどんの前にお腹を空かせた私には、
いてもたってもいられずついついいろいろ頼んでしまいます。


いつも帰り道、
うっかり頼みすぎたなー、
かみさんと二人で4000円超は蕎麦屋にしては羽振りよすぎたなと反省するものの、
心は大満足なのです。


このお店はの魅力は、
ちょっと洒落て小奇麗な雰囲気、
普通蕎麦屋の客は通院帰りのご老人等が多いのですが、
ここは近所の30から40代の夫婦連れが多い。


蕎麦以外の一品一品が、
いつも期待以上の洒落た盛り付けと美味しさ。
田酒他の日本酒と焼酎、
どれも抜群にうまい!


そしてそしてもちろんメインの蕎麦とうどんはもう何もいうことなしの、
自分の中の一番なのです。


このお店は駅前の喧騒からだいぶ離れた人通りの悪い場所なのですが、
それが余計にこの店を引き立てています。
暗い住宅街を抜けていってこの店の明かりを見つけるとほっとするのです。
意図的かどうか知りませんが、
この店には商売繁盛の秘訣がいっぱい詰まっているように感じます。


この店はきちんと「販売は幾何学的に成長させろ」 を実践しています。
単に美味しい蕎麦うどんだけでも勝負できるのですが、
更に場所にふさわしい貴重な雰囲気の落ち着ける店作りで、
顧客をがっちりつかんでいます。
そしてこだわり抜いたサイドメニューやお酒でしっかり付加価値をアップしています。
また季節ごとにメニューも変えているみたいで、
飽きさせません。


この店の魅力はまだまだ分析中ですから、
機会を見てまたご紹介しましょう。
会計士、税理士、コンサルタントとして、
このお店のように頑張って工夫しているところを見ると、
本当に嬉しくなります。


それとこのお店、
店主のお兄さん?がいつも気持ちいい挨拶をするところと、
アルバイトの女子高生がものすごく丁寧でしっかりした
接客をしてくれるところも嬉しくなります。


私のように「このお店は自分のお店だ。自分が支えている。」なんて、
勘違いしてくれるようになったらお見事としかいいようがありませんよね。


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こちらから http://www.mag2.com/m/0000226563.html
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2007年03月15日

公認会計士税理士もWinWinの関係が基本!

 前回から書籍「イン・ザ・ブラック」で説明されている
黒字経営のための9つの原則を順番に紹介しています。


第2原則:双方にとって価値ある取引をしろ


どの原則も、言われると至極ごもっともだと感じます。
だのに実際それができているかというと、
自分の胸に手を置いて考えると、
どうかなってことないでしょうか?


 商売は商品やサービスを購入して満足する替わりに代金を支払うものです。
そして代金を貰った側もそれで利益を得るわけです。


当り前といえば当り前です。
しかし敢えて第2原則であげているほど、
実際にどこまで徹底できているかは悩ましいところですね。


ここは私がメルマガでも書いております「値決めは経営!」と通じるところで、
どなたでも悩むところです。


 「自利利他」という言葉もあります。
なんとなく意味がわかるような気がします。
先ずは顧客の立場に立って真に顧客が満足するものを提供することが大事で、
自分の利益はその後自ずと与えられるものだと、
他にも数々の格言が伝えています。


人間というものは弱いもので、
自分の目の前の都合や自分の目の前のお金のことが気になり、
顧客の立場を一瞬忘れてしまいがちです。


どうすれば良いでしょう。


私は顧客の利益・満足のためにはどうすれば良いか、
どのように行動すべきか、
どういう品質レベルの商品サービスを提供すべきか、
事前に具体的にルールやチェック機能を作って置かなければいけないと思います。


 例えばそのひとつが電話対応マニュアルと定期的なトレーニング、
責任者は常に対応の質が落ちていないかチェックする等々です。


 本人の人間性に問題がなくても、
本来人間は易きに流れるものだと思って、
適度なルール作りは大事だなと思ったりします。
でもあんまり堅苦しくても伸び伸び働けないし、
バランスとるのって難しいものですね。


それを毎日試行錯誤してやっていくのが
まさに経営者だけに任された仕事かなとは思いませんか?


私の取引の合言葉はWinWin,
長く共存共栄です。


でも悲しいことに中には明らかに異なる発想の方がいらして、
不運にもそんな方と関ると本当にいやな思いをすることがあります。


ですから本当にWinWinの考えの方たちとだけ、
お付き合いしたいと思うのは痛い思いをしたことある私だけでしょうか?


 
ちなみに私のような公認会計士税理士の場合、

お客様のWinを考えるにあたっては常々こんなふうに感じます。
お客様によって要求される希望は様々です。
100人100通り。
対応の仕方の好き好きも様々です。

 
「経理をきちんとしたい」と100人仰れば、
100通りの「きちんと」が存在するので、

それを丁寧に聞き出すのがしんどいけど何よりも大事だと思っています。
 
ともかく私は最初に徹底的にお客様のお話をお聞きすること。
お客様もよくわからない会計・税務まわりの実務の話しを、

どう話せば良いのやらお困りなわけですから、
この時点から問題解決が始まってるんです。
 

ここが専門家の腕の見せ所なんだと思います。
 
そして100通りの問題解決があれば、

それぞれ顧問料も微妙に変わってきます。
先ずはお客様のニーズがどうなのかが、
基本なのはどの商売も同じではないでしょうか。
 
 
 

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2007年03月12日

黒字?赤字?マネジメントその分かれ目は?

さて前回で書籍紹介した「イン・ザ・ブラック」を今回も取り上げます。


この本の中で掲げている「継続的な黒字会社をつくる9つの原則」を読んでいて、
ひとつひとつの原則ごとに自分が公認会計士・税理士・コンサルタントとして出会ったいくつかの会社を、
今では懐かしく思い出しました。

そこで原則のひとつづつを取り上げてお話したいと思います。


原則1:販売を成立させるまでは何事もおこらない


原宿の英会話サイト開発会社、新宿御苑にあったパチンコ用セキュリティ装置開発会社、
どちらの社長も売上が来月から上がると半年間毎月言っていました。


商売は小さくてもいいから一つ一つ実績を作っていって、
遂にドカーンと大きく伸ばすものと考えたほうが無理がありません。
でも上記の会社の社長には少しづつ実績を積上げる時間的余裕がなかったんです。


教訓、債権者や投資家に対して無理な約束はしないこと。

一遍に大きな売上が立って来月の今頃は笑いが止まらないはずだという人に会ったら、
絶対信用しないこと(内心では!)。


それと自社の商品やサービスがとてもとても画期的だったり、
思い入れが強くて「こんないいものを買わない消費者は馬鹿だ。」と言い放つ経営者、
さすがに最近は少ないと思いますが、もちろんこんな意識では商売難しいですよね。


経営で・事業で・商売で・ビジネスでと、どう言葉を変えようと、
一番大事なのは売上です。
売上を上げるために血道をあげるのは崇高なことだと思います。
私も日夜頑張っています。
売上は結果が大事です。いっぱい種を蒔いていっぱい刈り取りましょう!!


実は私自身はあんまり営業って向いていないかなと思っていました。

だいたい公認会計士税理士って営業を経験する機会があまりありませんから。 


意外にもやってみると180度考えが変わりました。
皆さんに営業向いているって言われますし。
そんなものです。
前向きに研究熱心に努力すれば、
世の中にできないことはありませんね。

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2007年03月11日

黒字ビジネスを続ける9つのカギ

「イン・ザ・ブラック」アレン・B・ボストロム、広瀬元義 著 をご紹介します。
米国の著名な公認会計士と日本で税理士事務所・会計事務所向けコンサルティング誌を刊行している方の共著です。


 「イン・ザ・ブラック」っていったい何?って思いましたが、
黒字のことを英語でIN THE BLACKというのだそうです。
私も仕事柄会計やビジネス関係の英文によく触れますが、
日本ほど黒字か赤字かっていう言い方しないような気がしますね。


さてこの本で紹介されている継続的な黒字をつくる9つの原則というものの由来が、
著者である会計士の父親が赤字で経営難になっている会社の経営代行をする会社をおこし、
数々の会社を見事に復興させていたという事実、
それをすべて黒字になるまで一切報酬を請求しなかった事実があった、
そんな魅力的な父親が息子に語って聞かせた教訓だったということが、
この本をとても魅力的にしています。


そんな父親から得た知恵を生かして著者のアレン自身も父親がしてきたことと同様に、
自分が手がけた数々の赤字会社を黒字に変えることに成功しています。
その秘訣をわかりやすく3つの段階と9つの原則にまとめあげています。


3つの段階とは、
あらゆる事業は3つの視点があるということです。


第一の段階はマーケティング、
すなわちどうやってお客を探して集めるかです。


第二の段階はプロダクツ、
営業活動から製造、デリバリー等、
会社内のオペレーションすべてです。


そして第三がすべてを貫いているアカウンティング、
会計
です。
それぞれの頭文字をとって経営戦略モデルMPAと読んでいます。
名づけ方もうまいですね。


3つの各段階で3つづつの原則をあげ、
全部で9つ の原則をあげています。


 原則1:販売を成立させるまでは何事も起こらない


原則2:双方にとって価値ある取引をしろ


原則3:販売は幾何学的に成長させろ


原則4:コミュニケーションで相乗効果を生み出せ


原則5:生産プロセスを常に改善せよ


原則6:今あるビジネスをより良くせよ 


原則7:キャッシュフローがすべての基本だ


原則8:会社の会計数字を理解しろ


原則9:常に明日を計画しろ


現役の私の感想は、
私たちプロのCPA、コンサルタントが言いたいことを、
見事に表現してくれていると思いました。
ぱちぱちぱちと大拍手の内容です。 


特にアカウンティング(会計)の大事さを強調してくれているのは涙ものです。


会計というと株主や銀行など外部に報告するために、
いやいや決算書を作るという勘違いがあります。


しかし実は経営者が自分の事業を守るために、
一番頼りになる武器なんだということがはっきり書かれています。
常々私が提唱している管理会計、マネジメント会計のコンセプトそのものです。
私のクライアントには必ず一冊づつ進呈しようかなと本気で思う一冊です。

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2007年02月18日

仕事のその一点に気づく人、気づかない人「フォーカル・ポイント」ブライアン・トレーシー著


 昨今、巷には人生にビジネスに成功したい人のための情報、
お金持ちになりたい人のための情報が、
あふれています。
 
たぶん物凄くそれらに関心が高い人が多いのだと思います。
 
しかしそういった人たちの中で、
大成功どころか中成功、いや今よりも明らかに生活水準がよくなったと言える人が、
どれだけいるでしょう。
 
これらの情報が嘘を言っているのでしょうか?
または本当だけれども、
これを外したら他がよくてもだめだという、
大切なことが抜けているのでしょうか?
 
私自身自分なりのこうありたいという成功願望があり、
多くの似たような本を読んだりしてきました。
 
最近ようやく本当に成功する人とそうでない人との違いが明確にわかるようになりました。
おかげで現在の小成功がステップアップできつつあります。
 
 それらのことをここで書いても、
わからない人には、
ああ、そうか、それは当たり前じゃないか、そんなことはよくわかってるよ。
という反応になるでしょう。
 
わかっている人には敢えてお知らせする必要は無用でしょう。
 
答えは他人から教えてもらうことは、できません。
自分で気づくしかありません。
 
私ができるのはヒントをお知らせすることです。
今回ご紹介する本は、
20代でトップセールスマンとして大成功し、
その後フォーチュン500の上位に連なる多国籍企業をもコンサルティングするカリスマである著者の最大の成功要因を明らかにしていると思います。
 
この本の序文でこんな例え話が紹介されています。
 
ある原子力発電所で故障が発生しました。
そこの技術者では原因がわかりませんでした。
そこで業界のトップコンサルティング会社の調査員が派遣されました。
彼は2日間くまなく調べ制御室の何百とあるメーターやスイッチをチェックした後、
あるひとつのメーターにフエルトペンで「×」マークをつけて「このメーターが故障しています。これに接続されている機器を修理か交換すれば解決です。」と言い残して帰りました。
 
後日届いた請求書は1万ドルでした。
所長は、 フエルトペンでひとつのメーターに「×」マークをつけただけで1万ドルは高いと思い、請求明細を取り寄せました。
その明細には「フエルトペンで「×」マークをつけた料金1ドル、「×」マークをつけるべきメーターを探す料金9999ドル」とありました。
 
つまり人生における成功や目標達成、幸福にとって、最も重要な原則をこのお話が表しています。
人生のどの局面にあっても、どこに「×」マークをつけるべきかを知ることは、
何かを成し遂げようとする時には、最も重要な要因になるということです。
 
お金持ちも貧乏人も24時間という資源は同じです。
年間1億円稼ぐひとも300万円の年収の人も一日の長さは同じです。
 
限られた時間と労力をどこに注ぐかが、
すべてその後の結果を左右します。
 
それはわかっているのだけど、
問題はどこに注ぐべきかをどうやって見極めればよいのかです。
 
それに対するひとつの回答がここにありますが、
これがすべてだとは思いません。
 
自分だけの解答は自分が作らなければなりません。
 
さて前回のブログにも書きましたが、
私自身最近とみに多忙でやりたいこと考えたいことが山積しています。
前回そのひとつの方法を書きましたが、
そもそも優先順位をどうつければいいの?という疑問には答えていませんでした。
この本がそのひとつの回答になると思います。
 
戦略とは選択と集中であり、
それを徹底的に行うことだといわれますが、
個人レベルでは感情という要素があるだけに、
一筋縄ではいきませんね。
 
こういった成功への秘訣というのは、
書籍だけではわかりにくいものですが、
これを直接本人のお話を聞けば驚くほどすべての疑問が氷解するということがあります。
 
そんな千歳一隅の機会があります。
来る3月4日著者ブライアントレーシーが来日講演を開きます。
ライブならではのどんな情報が聞けるか、
私自身楽しみにしています。
 
こういうチャンスを確実にものにする人こそが、
実際に成功を手にする人だと思います。
 
ヒントが多すぎましたね。
 
ブライアントレーシーのセミナーの詳細については、
下記HPをご覧ください。
http://www.pjc-web.com/index.html


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2006年06月06日

答えは自分の中にある!

今回紹介する本は、

「野村ノート」野村克也著  小学館


先日、この本を書店でたまたま手に取り、はしがきを読んでみて、これは買おうと即決しました。


私の目に止まったのは次のような記述です。


そこにヤクルト二軍の壁に貼ってあったというある社会活動家の言葉が掲載されていました。


「おかげさまで」

夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという
太ると痩せたいという、痩せると太りたいという
忙しいとひまになりたいという、ひまになると忙しいほうがいいという
自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だとけなす
借りた傘も雨があがれば邪魔になる
金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯を持てば親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか、静かに考えてみるがいい
いったい自分とは何なのか
親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執を捨てて、得手不得手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがを捨てて、おかげさまでと暮らしたい


ノムさん曰く最近の選手に最も欠けているのは何か、それは「感謝のこころ」に他ならない。
まず最初にうーん耳が痛い、やられたなという感じです。


さらに駄目を押したのは、最後の一文については「俺が俺がのを捨てて、お陰お陰ので生きる」というバージョンを以前に女房から聞いていたのを思い出したことでした。


さてこの本は、欲張りな内容です。


精神論が書かれています。


また戦術的なテクニックも書かれています。


ひとつのゲームに勝つための采配術。


たった一人の打者を打ち取るための配球術。


一人の野球選手が才能に磨きをかけて一人前の選手になる術、一流になる術。


既にとうげを越えたと言われた選手が、万年最下位のチームが再生するための方法が気持ちよいほど明確に書かれています。


この本を読む前と後ではテレビでのナイター観戦の仕方が変わりました。


しかしすべてに共通するところ最終的には、人格を磨きよく自分の頭でよく考えること、これに尽きます。


たまたまNHKテレビ「プロフェッショナル」で

全国大会優勝争いの常連校清水商業サッカー部監督の大瀧先生が紹介されてました。


この先生は日本代表の川口選手、小野選手を育てた先生でもあります。


ちょうど野村監督の野村ノートを読んでいて、すごく人間教育、人格形成、生き方だとかを強調しているので、逆にそんなんで結果がだせるのか?と心の奥で疑問も湧いていた時でした。


大瀧先生は、監督成り立ての頃は選手の動きにひとつひとつ細かく指示し、熱血指導するスパルタ教育をしていましたが、結果は見るも無残な状態でした。予選敗退の日々が続き、また部員がどんどん辞めていきました。

 
現在100人以上の部員が在籍していますが、一時は紅白戦が出来ないほどに部員の数が減りました。


先生は悩んだ末、ある時から自分はグラウンドの外にいて、選手には指示やアドバイスを一切せず、ただ一人一人に質問や課題を投げかけ考えさせるようにしました。


それから全国大会の常連校名門清水商業と呼ばれるのも間も無くのことでした。


やはりこの先生も野村監督と同じく感謝の心を強調しています。


全国大会決勝前夜、生徒達に「みんなよくここまで来れた。これもみんなまわりの人、特に両親のおかげだ。いい機会だからみんなで家に電話して両親に感謝の言葉を言おうじゃないか。その後、生徒達が家に電話したシーンを思い出して涙ぐんでいた監督の姿を見て、まさに言葉を超えた熱い感覚が伝わってきました。


大瀧先生語録に「自分で見つけた答えしか本当の答えにならない」が、あります。


実は私がコンサルの現場でまさに実感していることです。


いくら心を砕き言葉を配り、百万言をついやしても、なかなか他人にわかってもらうことは至難のわざだということです。


ある時クライアントの社長が自信ありげに「赤沼さん、今度物件ごとの標準損益数値をつかまえてみることにしました。」。


社長は遂に今までとは違う良い方法を見つけたぞ!というだけでなく、赤沼さん、わが社だってこんなに進んでいてたいしたものでしょう。という自信が社長の顔に書いていました。


物件ごとの標準損益数値を作らないと・・という話は、1ヶ月以上前から100位(冗談ではなくて!)は話している筈なのに、まるで自分ひとりで考え付いたという様子。


私の話を聞くたび「なるほど。そうですよね。それで行きましょう。」と社長は言っていたにも関わらず。


私の話し方がまずかったのかもしれませんが、社長の頭の中では、私の提案と社長の発案は全く別物のようです。


それでもコンサルタントとしては、嬉しいことです。


社長が自分の頭で考え付き100%自分のアイディアだと信じていれば、確実に実行され、きっと良い結果につながるでしょう。


自分で気づいただけ、この社長は偉いです。永遠にコンサルタントの考えと平行線の社長も少なくありませんから。(これはコンサルタントにも勿論責任あり!)


問題の答えを私が知っていても、直接教えることはできない。


相手が自分で答えを見つけられるように、何度も何度もいろんな角度からヒントや刺激を与えることしかできない。と、思いしらされた瞬間でした。


ですからテレビの大瀧先生の言葉、ぐさりと私の胸に刺さりましたね。


そして野村監督の本、これを読んでも野村監督の域に達することはできません。


しかし野村監督は全頁にわたり、読んでいる者の頭を刺激する、考えさせる材料を与えてくれます。


やはり結局は読んでみて自分が何に気づくか、です。


1000人読めば1000通りの気づきがある本です。


他人から教えてもらったアイディア100個より、
自分で見つけたアイディア1個のほうが、重い。


そしてその質は量に比例する。


とにかく少しでもいいから考えるようにしよう。


 

 
 
 
 
 
 
 
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2006年05月23日

社長はアイディア、実務家はそれを実現

今回、初めてMy officeのwebサイトを立ち上げました。


この機会に私たち会計士・税理士いわゆる専門家?という商売の人間を身近な存在に感じてもらえるように、このブログで思い切り生の声を発信していきたいと思います。
 
また特に私自身、職業柄か本からの情報収集が多いんですが、時々書籍の山に囲まれて何をどう読んだら良いか迷うことがあります。


そんな時、友人知人の推薦本や書評を参考にします。


Amazonにもよくありますが・・・とにかく重宝します。


そこで私自身の最近読んだ本で、ちょっとした発見!ひらめき!を得たものを紹介していきますので、皆さんと共有していきましょう。


コンセプトは、どうすれば自分の商売が儲かるか?それも、できるだけ楽に!できるだけストレス無く!できるだけ自由になる自分の時間を確保しつつ!できるだけ苦手なタイプの人とは関わらずにすませつつ!


つまりいつも自分に正直に、過度なストレスはまっぴらごめん、という私の精神構造を前提に、ビジネス・商売と人生の最適バランスを探っていきましょう。


今回の紹介本は


「千円札は拾うな。」安田佳生著 サンマーク出版

今年1月に出版されて早くも35万部を超えるベストセラー。


たぶんよくありがちの本で内容もほぼ予想どおりの本だろうから、読まなくていいかと思う方もいるかも知れませんが、敢えて申しますが、かなりの自信を持ってお奨めします。


私自身、この本から実に多くの「気づき」を得ました。


そのうちの一つをあげると、会社も個人も成長するためには「捨てる」ことが大事!の一節は、そこまでやるのか!とその勇気と徹底ぶりに驚きました。


つまり100億の売上のために40億円のビジネスモデルを捨てる勇気、自分では全く似合うとは思えない、着心地悪い、最新のファッションを着続けることで「ダサい」センスを捨てることができたとか。


著者は、著者が経営する会社も自分個人も現在身に付けているものを、「捨て」続けてきたから、成長することができ今があると断言します。


ただしこの発想なるほどなるほどと思いつつ、実際に実行に移すには細かい実務的配慮やリスクヘッジに苦労するだろうなと思います。


新ビジネスモデルが軌道に乗る目処がつかないうちに、旧ビジネスモデルからのキャッシュインが無くなると、会社は倒産しかねません。ここは上場企業と銀行融資頼みの一般企業とではファイナンスリスクが全く違ってきます。


また従来の40億円ビジネスモデルの恩恵を受けていたのは、自社だけではなく外部の取引先、顧客もいます。これら外部関係者の理解と協力、利益の確保という多大な労力と気遣いがあって初めてビジネスモデルチェンジも成功するはずです。


会社も個人も何かを「捨てる」時、それが何を意図してるのか周りの関係者に理解してもらわないと、資金支援、信用を失ったり、変人呼ばわりされたりしかねません。


周りの関係者に自分の考えを何度も何度も機会を見つけては伝える努力、理解させる努力が大事だとわかります。


翻って私のクライアントが、著者のように常識に捉われずにどんどん新しい発想で事業に取組まれるならば、私が会計士としてコンサルタントとしてどうあるべきかと考えてみます。


やはり現行ビジネスモデルから新ビジネスモデルへの切替方について、微に入り細に入るアドバイスとフォローが要ります。切替時期と切替方法は資金ポジション、人員配置、要員計画、オペレーションの変更等々複数のポイントに目を配りながら実施しなければいけないでしょう。


会社のサービスの変更は、会社内の体制・人員の変更を促します。
会社内の体制・人員の変更は財務・損益構造の変更を促します。
財務・損益構造の変更は資金構造の変更を促します。
以上のことを矢印でつなぐと次のようになります。

会社のサービスの変更⇒会社内の体制・人員の変更⇒財務・損益構造の変更⇒資金構造の変更

従って私ならば、今考えている会社のサービスの変更が最終的にどんな資金構造の変更をもたらすか、何度も条件を変えながらシミュレーションして、そこから最適なアクションを探る手伝いをします。


ただ場合によってはクライアントの一つの発想を計数化して条件設定しシミュレーションするのに3人位で2日間ほぼ徹夜という地道かつ膨大な作業コストがかかりますので、その作業コストとそもそもこの新発想を検討する価値があるかという直観的ふるいわけも必要になったりするわけです。


約40のコラム一つ一つが以上のように刺激に富み、また実際に自分の事業・生活に取り入れようと本気で考えると発想がどんどん発展させることができます。


常識を疑い自分で新しいルールを作るのがビジネス勝利の秘訣だと言われますが、この本を読んでいると大小たくさんの例を見ることができます。普段どんな発想を心がければよいかもわかります。


既に読んだ方はもう一度手に取り友人知人やビジネスパートナー、社員等と話を咲かせるとまた違った感想・発想に触れることができて面白いでしょう。

 

またこれから読まれる方は、さらっと読むもよし、じっくり読むもよし、最初から順を追って読んでも気になる部分だけ拾い読みしてもよし、常識に捉われずに生きるいい刺激にするといいと思いますよ。

posted by 赤沼 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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