2007年10月02日

デューデリ奇談2の続きの続き

前々回の続き・・

会計士税理士コンサルタントは出張が多い。

出張先では昼間の緊張をほぐすのと、
地元のカルチャーを理解する名目で、
美味しいお店を探すのが常なのだが、
今回は最もお寂しい雰囲気だ。

観光地の夜ってこんなに寂しいものかなーといぶかりながら、
駅前の食事どころでビールを引っ掛ける。

昼間はただの喫茶店、
夜は定食屋に変身するお店。

カキフライをつまみにジョッキを明けるが、
全く盛り上がらない。

全員頭にひっかかっていることは同じだけど、
口にするのが怖いような気がしてならないのか・・・・。

というのもこの寂しい夕食のあとは、
各自あのぼろホテルの部屋に戻って、
もっと寂しい状態で一夜を過ごさなければならないことを、
よくわかってるせいもあったかもしれない。

そして観光地の名物でも何でもないカキフライを食べ終わって、
夜道をホテルに戻る。

結局何の話をしたか全く記憶になかった。

もとより財務調査の際、
仕事の話は外ではご法度である。

特に地方ではよそ者は目立つから、
どの店で何を口にしたか、
翌日にはすべての関係者が知っているということも
珍しくはないのだ。

さてやっとホテルに着くと廊下は薄暗かったが、
少なくとも室内はやや狭い以外は普通の作りだった。

できればごくごく普通に一夜を過ごして、
気持ちの良い朝を迎えたいのだが、
今夜の雰囲気ではそれはとてもじゃないが、
無理のようだ。

さてさて・・・ともかくホテル備え付けのユニットバスで、
シャワーを浴びることにした。

それは私が奥の鏡に向かって立ちながらシャワーを浴びているときだった。

鏡に映っている自分の背中側後方に見えるシャワー用のカーテンの隙間から、
一瞬!何かが見えた気がしたのだ。

一遍に背中が、ぞわ〜〜〜っとなる
う〜〜〜今考えても思い出したくない・・
次回に続く。

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2007年09月26日

会計士税理士コンサルタントは3つの頭?

今回は昨日から今日のお話です。

昨日朝8時の新幹線で静岡へ行き、
午前中は静岡のクライアントさんと一緒に、
静岡市内の銀行さん信用金庫さん巡り。


リスケをお願いしすつつ新規融資もどうにかしてほしいという、
内心非常に難しいお願いであり、
無理を承知しているだけに冷や汗ものでした。


各金融機関はそれぞれの立場思惑があり、
担当者として致し方ない対応なのでしょうが、
コンサルタントの立場としてはどうにもやるせなさが口惜しいところです。


午後には横浜にとんぼ返りで、
税務顧問先の決算作業のため、
会社へ急行、
夜9時まで買掛金の数字合わせに一苦労します。

この会社の決算は初めてなので、
今後は普段から何をどうすればよいかよくわかりましたから、
来年の決算は楽勝でしょう。

今日は八丁堀にある上場企業の中間監査に向かいます。
いきなり子会社株式の購入や関係会社への多額の融資に直面し、
さーて会社にどんな資料を依頼しようかなと、
監査手法を思い出すのにひと苦労です。


コンサルティングも税務も監査も経験十分で自分の腕には自信ありですが、
一日二日の短い間に多様な仕事をすると、
さすがに頭を切り替えるのに少しだけ苦労します。

頭の中に三色ボールペンのようなスイッチでもイメージしておくと良いかな、
と思いました。

ちょっと疲労蓄積気味なので、
例の怖い財務調査のお話はまた次回に続けることにしますね。


では今日はこれで就寝します、、、、

ちなみにコンサルは気疲れ、税務は手、肩、首が疲れ、監査は目が疲れます。
私だけかもしれませんが。。。


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2007年09月20日

デューデリ奇談2の続き

前回に引き続き、観光施設の買収調査のお話です。

さて初日、会社の部長に薄気味悪い話を聞いてからというもの、
なんだか調査作業をしていても頭の中の3割が???でいっぱいなのです。

当然私たちは健全な職業的猜疑心というものにより、
ひょっとすると我々の調査の妨害工作の可能性も考えます。

もっとも妨害工作にしては可愛いものだと思いますし、
それで本来の調査パフォーマンスが落ちるようでは、
プロフェッショナル失格でしょう。

しかし今回は私たち調査メンバー全員が、
何か得たいの知れない薄気味悪さを感じていて、
それを口にすること事態がはばかられるという異様な空気に包まれていたのでした。

というのも築数十年を過ぎた建物はところどころ朽ち果てていて、
大きな建物の割りには斜陽化した会社故に社員も数名しかいませんから、
ほとんど人気がしないひっそりとして雰囲気です。
また建物の真ん中に一本の廊下があり、
その両側に部屋が配置されている様は田舎の古い小学校のようでもあり、
学校の怪談話を思い出させてくれるのです。

この建物は以前は宿泊施設だったこともあり、
そこで自殺者が出たとか、
そもそも綺麗な海岸の磯場は自殺の名所だとか、
頭の中でたくさんの怪情報が行きかうことになりました。

またトイレに行くときには二人で行くとか、
スタッフの一人がすぐ近くで虫の羽音がしてうるさいと言い出したのに、
誰にもそれが聞こえず又虫も見当たらない騒ぎがあったり、
落ち着かない調査になりました。

幸い今回の調査の目的は、
会社の元の経営者にまつわる不可解な資金の動きを明らかにすることであり、
今日のところは本人に明日インタビューするための帳簿の下調べをするだけでしたから、
調査自体は十分に行うことができました。

言われるままに夕方6時にはビジネスホテルのある駅前まで会社の方の車で送って貰いました。

会社を出る時驚いたのは、確かにあたりに全く街灯も人家の明かりもなく、
まさに漆黒の闇になるということです。
まだ6時だというのに、そこは太平洋の突き出した半島の先のため、
夕日が隠れて陰になるのが早いのです。

公認会計士、税理士、経営コンサルティングなどなどいくら肩書きがあっても、
薄気味悪い話は苦手です。

私たちは入口もわかりづらい、
小さく古ぼけたビジネスホテルに到着しましたが、
私たちの悪い予感はずっとつきまとったまま離れなかったのです。
続く・・・


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2007年09月18日

デューデリ奇談2

さてある時のこと私たちM&Aのデューデリジェンスチームは、
某観光施設買収の案件にあたったことがありました。

メンバーは公認会計士の私と税理士、司法書士とスタッフの合計4人でした。

その観光施設の事務所のある建物で調査作業をしたのですが、
そこは○○海洋公園というスキューバダイビングのメッカの事務所でもあり、
作業部屋の窓の外に目をやると眼下には青い青い海と白波の磯が広がっていました。
建物はやけに古くがらんどうで何となく田舎の小中学校のような趣がありました。

いやーとてもじゃないが仕事する気分じゃないね、と冗談を言えたのも、
初日の昼過ぎまででした。

会社の経理部長が「今日は何時まで作業されますか?」という質問から雲行きが怪しくなります。
「3日間の初日ですからせいぜい7時位にしておきましょうか」と、
本来ならば夜10時でも11時でもと言いたいところを、
相手の様子を見るために控えめに答えたところ、
「私たちは全員6時には帰りますから、皆さんもそうなさってください。」と有無を言わせぬ口ぶりです。

さすがに6時では早すぎる気がしたので、
「せめて7時では?」と食い下がったところ、
言うべきか否か随分躊躇したあと、
部長は気恥ずかしそうに小さい声で言いました。

「実は出るのですよ。見た者が何人もいます。ここは6時になると外は全く明かりがないので本当に真っ暗です。とてもじゃないが最後に一人で残るのはまっぴらごめんですよ。」

公認会計士、税理士も生身の人間です。
すっかり調査どころではない雰囲気になってきました。
続く・・・


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2007年09月10日

デューデリ奇談

デューデリジェンスと言えば、
最近では随分一般的になってきたようです。

でも実際にデューデリをしたり受けたりした人は世の中どれだけいるでしょうか?

税務調査を受けたことがある人はまともな会社で事業をしていれば、
経験のない人のほうが少ないはずです。

私の場合は公認会計士であるということから監査法人とコンサルティング会社勤務時代、
そして最近もデューデリを数えきれないぐらいに経験してきました。

ある時ある上場廃止になった企業を買収したいたいうVCの依頼で、
その企業に調査に伺ったことがあります。

そこが上場廃止になった理由は粉飾決算によるものでしたが、
社長はその原因について幹部社員たちによる不正によるものであり、
社長も会社も被害者だと主張していました。

その不正を行った一派は会社のあちこちに網を張っているのであくまで内密にと言われ、
私たちも社内の一部の人以外には身分を明かしてはいけないことになっていました。

そのため窓も時計もない密室の小部屋に閉じこもって、
ひたすら伝票や請求書を拾う作業をしていました。

時折お茶を届けに女性が来ると、
一斉に広げた書類を隠したりして、
かなり妙な連中に見られていたことでしょう。

また室内には一派の隠しマイクがある恐れがあるので、
気安く話しもできず、
とてもとても重苦しいものでした。

そのように抑圧された一週間の後だったからでしょうか、
最終日に調査にあたったメンバー5人で打ち上げをした時はとても酒が美味しかったのを覚えています。

ところでこの調査の結果はどうだったのでしょうか?

実は名古屋本社に潜入して調査していたメンバーが、
不正が社長のいうとおりかどうかはわからなくとも、
会社業績が想像以上に悪くてVCの眼鏡にかなわないことを突き止めたことから、
私たちにもすぐに資料を破棄して引き上げるようにと指令が下りました。

多少のリスクがあってもVCが投資を実行するならば詳細に調査を継続しますが、
何か大きな罰点が発見されてしまい、
VCが投資不可としたら私たちの仕事はそこまでなのです。

それにしても今までで最も息がつまるデューデリでした。


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2007年08月30日

最近増えるM&A

先日ある税理士さんとお話しておりました。
その税理士さんいわく、最近会社を買いませんか?というお話が多いんだそうです。
それが自分が顧問として見ている会社ならば良いのですが、
顧問先さんが他所から持ちかけられる話が多いのだそうです。
会社を買うということはいわゆるM&Aということですが、
最近では随分M&Aに対する抵抗も無くなったものだと思います。
M&Aといっても以前よくあったのは、
宅建業者免許付の不動産会社の名義を買うだけであったり、
同族経営している企業グループ内の再編などでした。
これらは元々書類上だけの休眠会社であったり、
従業員は元々別会社だということを意識していないグループ会社であったり、
M&A後の問題をあまり心配しなくてよいものばかりでした。
しかし最近出てくる話はばりばりに営業している会社を
まるまる売却するような話ですから、
よく考えなければならないことが従来と比較にならないほど多くなります。
そこそこ利益が出ていれば買取金額も相当な額になるはずです。
果たしてその金額は妥当なんでしょうか?
大抵その買取金額を算定する時には、
過去の実績と今後の利益計画から導き出すことになるのですが、
利益計画ほど予定どおりにいかないものはありません。
また取引先や職員との関係を従来どおり維持するためにも、
現在の経営者も当分引き続き留まって貰いたい等、
気になることは山積です。
そういった時にそういった心配事を少しでも減らすために、
私たちがいわゆるデューデリジェンスという調査を依頼されたりするわけです。

考えれば考えるほど私たちの使命は重たいものがあると思うわけです。

時折デューデリをしないで会社を買うような例も耳にしますが、
私たちから見るとまさに「信じられな〜い」です。

デューデリジェンスのことはまた機会をみてお話しましょう。

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2007年08月17日

最近の関心事は会計MAS

久々の発信です。
最近は私のHP自体やメルマガでの発信が多くて、結果的にご無沙汰状態になりました。
さて最近私はあるものにはまっています。
実はずっと前からはまっていたのですが、
ようやくクリアーに自覚できるようになりました。

それは何かといいますと会計MASです。
何それ?という方も多いでしょう。
MASはManagement Advisory Serviceのことです。
いわゆる経営助言、コンサルティング業務のことです。

昭和40年頃から存在する言葉ですが、
実は古くて新しいことなんです。

世の中にはあっちにもこっちにも会計事務所があります。
従来会計事務所の主要業務は記帳代行でしたが、
今では安い記帳代行専門業者がたくさんあります。

その結果どの会計事務所でも、
今後は記帳代行では食べていけないから、
事業分野を変えなければ!ということを言っています。

ではどう変えるか?というひとつが会計MASだったのです。
以前に在籍した事務所でもTKCの継続MASシステムを声高に、
推進しようとしましたがうまくいきませんでしたね。

実際に会計MASを主要なサービスとして確立し、
結果的に顧問先の大半が黒字になっているというのは、
ごくごく稀のようです。

実は私は新卒で入社したコンサル会社から始まり、
常にMASに関わってきたといって過言ではありません。

私の実績や経歴については私のHPをご覧いただくとして、
私の最大のテーマが経営者や職員、関係者の幸せであり、
それを実現するためにはその会社が安定黒字で成長することが不可欠です。

通常の税理士業務の納税申告の相談や公認会計士業務の会計監査では、
残念ながら上記の目的に対しては効果がありません。

顧問先が黒字で社長の笑いが止まらないという状態にすることが、
私にとっても笑いが止まらない状態なわけです。

そのための会計MASを具体的にどのように展開し実施するのが良いか、
これを突き詰めてまとめるのにはまっているのです。

類は友を呼ぶといいますか、
今私のMASスキルを求める顧客が想像通り増えています。

ある会社は数年後のIPOを目指して、
急成長の落とし穴にはまらないように資金コントロールを意識したMASを提供しています。

またある機械系ベンチャーでは債券者との調整を含めた計画づくりと予算コントロールが課題です。

またある債務超過会社は厳しい経営改善を実施していかなければなりません。

開業間もない飲食店は次の展開を図る時期に差し掛かっています。

確かに通常の税理士会計士業務をはるかに超えた経営上の問題解決が、
今求められているの感じています。

先日中小企業基盤整備機構主催の経営計画研修会の参加しました。
講師の方は税理士ですがまさに会計MASを主体に活動されている方で、
随所に実務的な工夫があり、
私は大きな発見を得て嬉々として帰りました。

この研修に参加した税理士・会計士は100人程度でした。
関東首都圏で開業事務所がおそらく約1万件あると思われるなかで、
100件に1件しか経営計画に関心が無かったのかと、驚きました。

研修の最後に講師が言いました。
「明日から早速今日の内容を使ってみてください。又は職員に教えてください。でも私の経験上そのような人は、
全体の2割に満たないんですよね。ましてやこのノウハウとツールを使って有料で実際にお客さんにサービスを
提供する人は5人もいないかもしれない。」
私は既にその5人の中に入っています。
関与先の会社のためになることなのだから、
私は自信を持ってトライアンドエラーをしながら会計MASを推進していこうと、
鼻息荒い今日この頃です。

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2007年05月23日

念願の東京渋谷オフィス

久しぶりの投稿です。
 この数週間、3月決算法人の証取法及び会社法監査で大わらわでした。
ゴールデンウィーク明けからは寝ても醒めても監査監査監査という状態でした。


さてその会社の単身発表も終わり、
監査法人内の審査も完了すると、
何となく一段落がついた気分になり、
先日までの切羽詰った雰囲気と一転して、
どこかしらのんびりムードが立ち込めます。
しかし有価証券報告書のチェック、
株主総会はこれからだというのですが。。。


さて本日ようやく長年?の希望がかない渋谷に小さなオフィスを構えることができました。
とはいえまだ顧客を及びするような余裕スペースは全く無い、
野戦司令部といったところです。
もしくは東京上陸のための橋頭堡を確保したというほうが正確かもしれません。


私は28年前18歳で上京してから、
たまたま今の自宅がある東横線綱島に住み始めました。
かれこれ元住吉に11年、祐天寺に2年、残り15年が綱島です。
つまりずっと東横線住まいです。
土地勘があるのは横浜から東京渋谷界隈です。
たまに神田や埼玉に行くと心なしか、
遠くへ来たもんだなと感じたりします。


ですから渋谷オフィスを確保して、
ここを中心に活動できることは、
私が落ち着いて仕事に熱中するのに最強な環境ができたというわけです。
渋谷と横浜をカバーするエネルギッシュな税理士、会計士、会計事務所、コンサルタントでありたいと、
あらためて心に誓いました。

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2007年05月06日

わかりやすくなった公益法人会計

年に一回決算のお手伝いをしている財団法人があります。
今GWでその決算作業をしました。


実は今H18年度から新公益法人会計を全面適用しなければなりません。
新旧の大きな違いは、
従来は計算書類と言って、
収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表、財産目録という書類体系であったのが、
財務諸表という名前に変わり、
収支計算書、正味財産増減計算書、財産目録、キャッシュフロー計算書の体系に変わりました。


また従来ストック式の正味財産増減計算書が、
フロー式に変わりました。
いわゆる一取引二仕訳が普通の一仕訳に変わりました。


従来減価償却が任意であったのが、
強制に変わりました。

全体的に以前よりも企業会計に近くなったという印象です。


確かに以前公益法人の計算書類を作成していた時、
その法人の新監事に就任した税理士の先生が、
正味財産増減計算書と収支計算書の関係が理解できずに、
経理担当者が困惑したという事態がありました。


確かに以前の公益法人会計を理解できるひとは非常に少なかったと理解しています。
法人内部の役員が理解しにくい会計では、
何の役に立つのかと疑問を持っていましたから、
一歩前進したと思います。


これでやっと企業会計の知識があればあらかた理解できるようになりましたから。

posted by 赤沼 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

税理士、会計士、明日何が起きるかわからない!

こんにちわ。
今日は新潟におります。 


昨日の夕方までは、今日東京で仕事するつもりでおりました。
しかし某企業の法的整理に関連して、
弁護士事務所からの質問対応の要請が入ったのです。


急遽今朝一番の新幹線に飛び乗りました。
以前には夕方そろそろ帰宅の途に着こうかなというときに、
飛込みの電話がはいりそのまま家に帰らず東京駅に向かい新幹線に、
飛び乗ったこともありました。


私たち経営コンサルタント、税理士、公認会計士をやっていると、
時々こういうことがあります。
お泊りセットも必需品です。


こういうときは当初の予定を変更しなければならず、
電話かけまくるのが少々つらいですが、
相手の方に事あらば、
同様にかけつけるので許してください!という気持です。


営業マンとかも突然のクレーム対応とかで、
こういう緊急対応しなければならないときも、
あるんでしょうね。

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2007年04月18日

こんな決算書を作る税理士の顔を見てみたい

前回、あるセミナーでの話しを紹介しました。
そこで目にしたある会社の決算書が、
ぼろぼろな内容で、
決算診断をしいようにも、
なかなか本当の問題が見えてこない、
というお話を書きました。


その時の結論は、
こんな決算書を作ってきた顧問税理士は、
いったい全体何をやっていたのか?
という憤りでした。
それが今の会社のていたらくを招いていましたから。


私も実務であちこちの会社の財務調査に伺ったり、
コンサルティング依頼でいらした会社の決算書を見るたび、
大なり小なりの操作が存在しています。


それぞれ操作するには、
銀行に見せる手前、
無理に黒字化しているとか、
仕入先の商社の与信を確保するためとか、
いろいろなもっともな理由があります。


私はそれ自体を否定するわけではありません。
問題は、操作に操作を重ねた結果、
今の本当の姿がわからなくなっていることです。


せっかく健康診断をしても、
ドーピングをしていては、
本当に健康なのかどうか、
どこに問題があるのかは見えてきません。


そのままでは銀行や仕入先に見せられない厳しい現実も、
そこから逃げずにまずは直視することから、
状況は改善されるものと信じます。


それにしてもいったいどんな指導をしていたのか?
と首をかしげたくなる顧問税理士が多いのには、
本当に驚かされます。


読者の皆さんの会社の決算書は大丈夫ですか? 

posted by 赤沼 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

他人の決算書はあてにするな!

昨日今日とセミナーを受けて来ました。


内容は決算カウンセリング
実際のある会社の社長さまに会社の様子や社長様のお考えを聞き、
過去4期分の決算書を専用ソフトに入力して、
決算書分析をするというものです。

 
受講者は私同様、税理士会計士でした。


実際のある会社の例を見てみて驚きました。
出るわ出るわ!
おかしなところだらけ!


どうして4期の間、この貸付金の残高は同じなのかな?
どうして期によって、在庫の額がこんなに違うの?
ある期など在庫ゼロです。
売上が激減しているのに、
売掛金が減らないのも変と言えば変!


その材料を使って決算診断のロールプレイングをしましたが、
無理やりこの変な数字の意味を解釈しようとして、
とても苦労してしまいました。
やれ売掛金の回収までの日数が当初60日から90日に延びているとか。


実はこれすべて粉飾か、
単に顧問税理士の怠慢の結果でした。
いやー参りました。


そういえば先日うかがった会社さんも、
出るわ出るわの内容不明朗な貸付金、未収入金、試験研究費、ソフトウェア等々。


本当に会計って貸借さえ合っていれば何とでもなるものだと実感されます。
会計はアートだ!とかクリエイティブアカウンティング!という言葉も存在しています。


私が出かけて行く会社さんは、
解決しなければならない大きな問題を抱えていることが多いわけなのですが、
その問題が大きくなるまで気付かなかった大きな理由に、
このずさんな会計処理・決算書作成があったのだといつも憤りを感じています。


誰にってもちろん顧問税理士です。


正直言って会社の発展のためを思うと、
プロとしての私にはシンジラレナーイ!です。(古かったです。ごめんなさい。)
私のような会計士・税理士は少数派なのでしょうか?

posted by 赤沼 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

会計士・税理士から見る会社の裏側は??

毎日どこかの会社に出かけて仕事をしています。


ある時は税理士として税務相談にのり、
またある時は公認会計士としてIPO準備中の会社の任意監査であったり、
上場企業の法定監査であったり、
そしてまたある時は経営コンサルタントとして企業再生の支援にと、
いろいろな会社にいろいろなニーズに応えるために出かけます。


一週間の間に4社5社ということもあります。
少々頭の中がキャパオーバーで、
あれあの貸付金の問題は?とふと考えたら、
別の会社であることもままあります。


そうすると世の中見た目は有名な商品を扱っていたり、
よく目にするようなお店であったりしても、
会社の中に入るとぐちゃぐちゃということはよくあります。


会社というものが本来どうあるべきかということを知らない人は、
何とも思わなくても、
私たちが見ればこれぐらいは普通かなというのと、
これはひどい!というものなどだいぶ程度の差があります。


だいたい見てるとそのひどいという意味が、
社歴の古い会社と社歴数年のベンチャーとでは違ってきます。


古い会社はたいがいベテランの経理マンがいて、
その会社なりの方法できちっとした経理をしているものです。


ただその会社のオーナーやオーナー親族及びその関係の会社との取引が、
やたらたくさんあって一時IPOを目指したことで、
古くからある関係会社や取引関係にいろいろ手を加えたした結果、
関係会社等との取引が全く整理がつかなくなる例が見受けられます。

その結果各社の帳簿上の債権債務がお互いに一致しなくなったりします。


更にIPOと聞いていろんな知人がいろんな形で関ってきて、
更に状況を複雑にしたりすます。


また社歴の浅い会社は初めからIPO狙いで、
何とか実力以上の売上や利益を計上しようとやっきになる結果、
我々が見ると単なる粉飾的なことをしてしまっていたり、
実質的に経理の実務担当者がいなくて、
誰に聞いても帳簿内容を説明できない等の妙な状況になったりすることがあります。


どちらにしてもIPO志望が、
会社や経営者に無理をさせて、
会社の状況を歪めている気がします。


2年後といわず5年後のIPOを目指すのであれば、
何も無理せずじっくりと力をつければいいのです。
業績がぐんぐん伸びれば、
事務的な部分は直前近くても何とかなりますから、
当初5年後の予定を前倒しすることはいくらでも可能です。


最近いろいろな会社に行って、
少々めげそうになることもありますが、
そう言った会社を見違えるような会社にさせるのも
私たちの腕の見せ所ですし、
やりがいのあるところでもあります。


そう自分に言い聞かせながら自分の忍耐力トレーニングを
毎日続けている、というわけです。
さてさて。。。

posted by 赤沼 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

会計士はつらいよ!

例によって今日もIPO準備中の会社の監査に行って来ました。
 
ここの会社での監査チームは元々6人の陣容でした。
しかし今日は2名が別のクライアントに行っているため、
2時過ぎにチームの責任者が27年ぶりの発熱で帰ると、
残るは3人だけになって作業しておりました。
 
売上担当のCPAが経理部長、生産開発部長、システム部長たちを次々呼んで、
ヒアリングをしていきました。
 
話を聞けば聞くほど、
「んーん、根が深い」ともだえる様子が伝わります。
 
私もここ2・3日この会社に来ただけなのに、
本当に来年末にIPOする会社なのか?と、どんどん不安になる要素が積みあがっていきました。
 
3月決算の一番大切な今の時期に、
経理課長が出社拒否で退社が決定。
 
経理部長に聞いても細かい話や会計処理方針が全く拉致があかない。
 
担当者は「ゆうほう」という言葉の意味を知らない。
これUFOではなくて有価証券報告書の略です。
 
会社法の事業報告書をどっから手をつければいいかわからない様子。
 
売上の計上基準がいまだに社内ではっきりしていない。
 
開示書類を作ったことのあるひとがいない。
 
すべて今決算が初体験。
 
どうしても私たちもIPO時期が一年早いのではと思わざるおえない。
そうこうしているうちに会社の専務が来て、
そもそも人手不足を承知の上なんだから、
お宅の監査法人が単にチェックしようとしたら書類ができていませんねと言うだけじゃなく、
どうやったらその書類を作れるのか強く指導してくれるもんだと、
思っていたときたもんだ。
 
うちみたいな会社は問題山積み、人材不足で、
楽にIPOなんかできるわけないんだ。
そんなことはよくわかって言ってるんだ。
 
言外に書類チェックだけじゃなくていろいろ骨を折って、
こんな会社でもIPOさせてくれるから、
お宅のような監査法人に頼んだんだ。
そうでなかったらとっくに大手の監査法人に頼んだと言いたげだった。
 
言ったら完全に喧嘩になりますが、
こちらの足元を見て言いたいことを登り下り言いたい放題。
 
夕方5時前から結局専務が引き上げてくれたのは7時過ぎ。
 
私たち現場担当者にそんなこと言われても、
監査責任者に言ってくれ!と言いたかったが、言える訳もなし。
 
そもそも会社の手伝いをすれば監査にならないという事情があるし、
もし手伝って何か問題があればすべて監査人の指導のせいにして、
脅迫してくるのは見え見えです。
 
ちゃんと会計事務所やコンサルタント会社が入っているのだから、
そちらにぶちまけてるべきことで、
監査人にいうのはおかど違いもはなはだしい・・・・
 
責任者がいないときを見計らって、
我々現場担当者の矛先を鈍らせようという作戦としか思えません。
 
また帰り際にその役員の部下の経理部長が夕飯でもどうですかと誘ってくれたが、
付き合って泣きつかれたらそれはそれで非常にまずいことになると感じて、
冷たいようですが3人とも丁重にお断りして帰ってきました。
 
はー久しぶりの監査復帰だけど、
監査人も非常にきついなーって思いました。
 
会計士協会や金融庁からの締め付けも厳しいし、
実際に多くの粉飾事例が起きていることから、
いくら目の前にいる人を確信犯だとは思わないものの、
人間追い込まれると何だってしかねないということを
何度も目の当たりにしてるから・・・
 
むこうが2時間でもいろいろ文句を言ってきたら、
こっち側も3時間でも4時間でものらりくらりお付き合いするぐらいの、
腹太さが必要かもしれない、と思った一日でした。
どんな仕事もそれぞれにきついですねー。
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2007年04月02日

ビジネス恐るべし!

何が恐ろしいって、
私の知人が集団詐欺の被害に会ったというのです。


2週間ぐらいの間、
電話してもなんだか落ち着かない様子に気になっていました。
そしたらそういうことだと知らせて来ました。


彼によると、
一人一人は全く関係がなくて、
とてもぐるだった、
裏で関係があったとは思ってもみなかったようです。


まだ具体的な話を聞いたわけではないので、
推測の域をでませんが、
このところたくさんの大きなビジネスの話を彼がしていたのを思い出しました。


そのうちのどれかで、
出資金とか支度金とか何か、
お金を要求されたのでしょうか?


それに世の中成功報酬でという話もよくありますが、
とてもじゃないがそんな話を受けるのは、
ボランティア精神でもなければできませんよね。


私もこのような仕事をしていると、
四方八方からいろんなビジネスのお話が来ます。
しかしたいがいいつの間にか立ち消えになります。


理由はいろいろで、
やれ協力者の都合でとか、
用意する予定の資金が用意できなかったとか、
他のことで忙しくて全く身動きがつかないとか。。。


やっぱり他人をあてにするのではなく、
いいと思ったら自分が他人を巻き込んで動かないといけませんよね。


税理士業務とは直接関係ありませんでしたが、
新規で商売始める方は、
特に気をつけてくださいね。 

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2007年03月29日

明日から会計士の頭数が足りない数日が始まる!

明日から約3年ぶりに監査の現場に復帰します。
明日は3月30日の金曜日。
某IPO準備中の3月決算法人のたな卸し立会いです。
現金実査と銀行確認状の発送もします。

 
また月曜日には、
某上場金融会社の実査に行きます。


思えば10年以上前に初めて某大手監査法人のパートで、
現金実査に一部上場企業の本社を訪問した時を少し懐かしく思います。


さて昨年10月ごろ知人の要請で、
中堅監査法人の監査をお手伝いすることになりました。
今どこも監査人が不足している、
頼むと懇願されて引き受けたが、
本当いうともう一生の間、
監査はしないつもりでいたから、
引き受けたものの、
どこか「本当にこれで良かったのか?」という思いがありました。


その気持ちは変わっていませんが、
さすがに本番当日前夜になると、
やるからにはきちんとしないとなーっ、
そもそも立会い、実査、確認って、
何を注意しなきゃいけないんだっけと、
無意識に記憶をたどったりしています。


以前は実査といえば、
新人がするものと決まっていましたが、
今お世話になる監査法人は、
全員が公認会計士なので、
そもそも新人というひとがいません。


私も過去の監査法人時代、
初めのころ何度か実査・確認したものの、
あとは新人まかせ、
ちょっとの不安がよぎる気がしました。


でも不思議なもので、
その場に出ると自然に必要な作業やチェックポイントが浮かぶのが、
私たちのプロっぽいところだなと、
よく我ながら感心することがあります(そんなことはどうでも良いのですが)。


さて今日他の知人から電話がありました。
何かと思えば「某監査法人で人が足りなくて・・」と昨年聞いたのと全く同じせりふでした。
あいにく既にこちらの監査法人の職員登録しているので、
できない旨を告げました。


以前は複数の監査法人をかけもちしてパートもできたようですが、
最近は許されていません。
協会が厳しくプロパー職員のみを使うように指導しているからです。


本当に本当に会計士の品質保持のための規制は、
厳しくなっています。


いやー内情を知れば知るほど、
監査に従事する人には頭が下がる思いです。


明日から監査地獄を覗いてきます。
それはそれで現役監査人ならではの、
ニュースを守秘義務に注意しつつお伝えしていきたいと思いますので、
ぜひご期待ください。

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2007年03月22日

公認会計士・税理士は勉強好きか

先日18日の日曜日休日の中、
私が非常勤で属している監査法人の所内研修がありました。


内容は、1月から始まった日本公認会計士協会によるピアレビューの結果報告と、
同じく最近始まった金融庁監査審査会による検査状況の報告でした。


だいぶ前の足利銀行、山一證券破綻以来、
監査法人公認会計士の言葉が日経の一面の常連になって久しいのですが、
それに伴い会計士や監査法人への世間の風当たりは、
それはそれは厳しいという業界内の一致した声があります。


さて私もここ2年ばかりは監査業務から離れていましたが、
このところの監査人員の不足に同情禁じ得ず、
知人の依頼により再び証券取引法監査に非常勤で従事することになりました。
そして4月から本格的にフィールド復帰と思っていた矢先の研修でした。


そこで実際のピアレビューや監査審査会の検査の様子を聞き、
監査法人への規制が本当に厳しくなっていることを実感しました。


ちなみにピアレビューというのは、
会計士協会から各監査法人の監査業務がちゃんとなされているか、
調査し問題があれば是正勧告をするというものです。


監査審査会のほうは検査といって、
お茶さえも出してくれるなという念の入りようで、
まるで税務調査のようだという印象です。


さて私が最も認識違いを感じたのは、
CPEに関することです。


現在公認会計士はCPE(継続的専門研修制度)というものが会計士法で定められていて、
毎年40単位以上の専門学習をしないと、
法定監査業務に従事することが許されないのです。


当初は別に単位不足でも、
特に罰則はないんでしょとたかをくくっていましたが、
協会の調査員の物言いは、
単位不足すなわち会計士法に違反した人間を使っているのは許さない!
と語気が非常に荒いのだそうです。


税理士会でも研修制度があり、
年間単位数も決まっているのですが、
こちらは完全に任意なので、
私も他の人も完全無視しています。


そんな義務付けなくても必要と思えば、
徹底的に学習しますからね。


それにしても税理士会計士になった人を、
一般の方は勉強好きなんですね、と仰いますが、
少なくとも元々好きというより、
必要に迫られてというのが実態じゃないでしょうか?


試験勉強しかりです。


でも勉強のための勉強なんじゃなくて、
実際の仕事でお客様のお役に立つために必要に迫られたら、
3日間で分厚い関係書籍5冊を読破する集中力は、
我ながら凄いと思います。


税理士会計士には私みたいな人が多いんでしょうか。


少なくとも勉強好きというのとは大分趣き違うとは思いませんか?

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2007年03月10日

これでいいのか事業計画の目標は!

さて管理会計ないしマネジメント会計の世界では、
何をおいても目標を立てて計画的に事業を遂行しましょうと
お題目のように説きます。


言ってる事は大体わかるが、

では実際問題どうすればいいの?というのが、
通常のひとの反応じゃないでしょうか。


私自身も「さあ一緒に目標を立てましょう」と言ってから、

後に言葉が続かず冷や汗をかいたことがありました。
当時はまだ私自身いざとなったらどうしたらいいかわかっていませんでした。
来年の売上目標は?利益目標は?と尋ねられた場合、
売上3億円、利益3千万円が目標だと社長が言ったとします。
問題はその数字の意味です。


意味ってどういうこと?って思うかもしれませんが、

目標の金額も言われた人によって、
受け取り方がだいぶ違うように思われます。


ある人はこの利益3千万円から1円でも足りないと、

会社が潰れかねない死守すべき最低限の数字だと受け取ります。


すぐに潰れるとまでは思わなくても、

経理部が資金繰り計画を立てる場合の数字は、
少なくともこの数字以上悪くなったらえらいことだという数字です。


一方営業部としては目標というのは絶対死守するぞー!と掛け声かけるものの、

心の中では「絶対達成する気概は捨てないで全力は尽くすけど、
もし結果が未達成だったらその時はごめんなさい」という努力目標だったりします。


社長としては両方の意味だったり間を取っていたりします。

つまり社長自身それが人によって受け取られ方が違うことに気づいていなくて、
「目標といったら目標なんだよ」を繰り返すばかりで、
全くらちがあかなかったりします。
又は株主や金融機関に今年はこの数字を達成しますと宣言した以上、
ちょっとでもこの数字に不足することになったら、
株主や金融機関に神妙な顔つきで頭を下げなければならない、
なおかつその理由を説明しなければならないプレッシャーで、
胃が痛くなる、だから何が何でも達成してくれよという祈りの数字だったりします。


通常は最も実現可能性ある目標数字を社長が宣言します。

これは今までの実績から当社の実力と余力、
外部環境と競争の状況と最近の変化を勘案して、
成り行き数字からほんの少し背伸びした数字を目標とします。4
これをストレッチ目標と呼んだりします。
次に経理部が資金ショートの危険を避けるために、
社長の目標を下方修正して資金繰計画上の目標である最低限の死守目標を作成します。
又営業部は過去の経験から社長の目標を上方修正して、
営業部独自の売上目標を作成します。
この下方修正、上方修正のさじ加減が経理部長と営業部長の腕の見せ所でもあります。


既に3種類の目標が社内に存在するのですから、

気をつけないと社内会議の席上で、
皆さん同じ「目標」という言葉を使いながら議論していると、
後でそんなはずじゃなかったのに!という事態が起こりえます。
ぜひ社長の目標は「対外発表した目標」、
経理部長の目標は「死守目標」、
営業部長の目標は「努力目標」などと言う方が誤解が生じなくて良いと思います。


皆さんの会社の会議でもこんな混乱が生じていませんか?


この度、管理会計、マネジメント会計のエッセンスと実例を解説したメールマガジンを発行しました。
メルマガの登録はこちらから↓
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posted by 赤沼 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

社長必見!黒字を実現するマネジメント会計

今度まぐまぐから無料メールマガジンを発行します。


すでに新着コーナーのビジネスジャンルで紹介されていいます。


題名は本ブログの記事タイトル、
【社長必見!黒字を実現するマネジメント会計】です。


毎週順番にさらっと目を通していけば、
3ヵ月後にはマネジメントや会計にうるさいひと
と周囲から言われるようになり、
一年後には押しも押されぬマネジメントと会計に一家言持つ御仁、
と思われることになること請け合います。


基本的に実際に事業を経営されて、
日々いつも頭の中に???がある方を想定しています。


お読みいただければ、
きっと???の答えが見つかるはずです。


メルマガの登録はこちらから↓
 http://www.mag2.com/m/0000226563.html


すべて私の経験をさらけ出す内容ですから、
どこの本にも書いていない内容です。

 
できればセミナーか面と向かって一問一答するぐらいの気持ちで、
智恵を提供致します。


 

posted by 赤沼 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

個人の成功プロセスも会社の事業計画も同じ!

さてこのところ私個人のお話が続きました。
個人のサクセスのためには、
ゴールすなわち目標と達成時期を明確に決めて、
その達成までの間にマイルストーンを置いて、
途中しっかり予定と実際とを比較しては修正を繰り返す。


これ実は企業が事業計画を達成するプロセスと全く同じなんですね。
企業の場合も最初に例えば3年後に達成すべき目標を定めることから始まります。
この目標は例えば経常利益1億円、自己資本3億円といった実額で決めたり、
経常利益率10%、自己資本比率30%、流動比率200%といった比率で決めたりします。
最近の流れとしては何と言ったって会社経営はキャッシュで見なきゃ!ということもあり、
フリーキャッシュフロー2億円、運転資金2億円、余剰資金1億円といった決め方もあります。


そしたらその目標を達成するために3年間のマイルストーンとして、
1年毎の数値計画を立てます。


そしてこの目標を達成するために、
効果的を思われる戦略戦術をできる限り具体的に作ります。
ここでの戦略ではいわゆるSWOT分析をし、
自社の経営資源を集中すべき分野を特定します。
自社の置かれた外部環境を機会と脅威の観点で整理し、 
自社の強み弱みとを検討してアクションプランを作ります。


後は年間目標と年間行動計画に細分化し、
次は四半期又は月間目標と行動計画にさらに細分化します。
バランススコアカード的には、
KPI(キーパフォーマンスインディケーター)を決めてそれぞれのKPI目標を、
モニタリングできるようにします。 


あとはひたすら日々考えながらあきらめずに各目標を達成すべく、
行動行動行動です!


そして1週間ごと1ヶ月ごとに今順調に目標に向けて進んでいるのかどうか、
チェックと反省、修正とを繰り返していきます。


これ個人の成功へのプロセスと全く同じですよね。
得てして会社の計画が絵に描いた餅に終わって、
計画が何度も修正される格好悪い事態に陥ることを私は何度も目にしました。


個人の場合のプロセスを研究することで、
会社の計画に命を吹き込むことができるのではないかと思います。


では次回から個々のプロセスを深堀りしていきましょうね。


目指せ。プランニング名人への道。
ん?計画倒れ名人への道?(笑)


確かに行動は大事ですが、
それだって計画あっての行動が大事なんですよねっ!

posted by 赤沼 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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