2008年07月13日

戦略的中期経営計画のお話

お待たせしました。

いよいよ戦略的中期経営計画のお話をします。

さて皆さん、事業を経営されるにあたって今後のことについては普段どのようにお考えでしょうか?

例えば「今年一年でいくら儲かるかは、終ってみないとわかるわけないじゃないか。儲けは少しでも多い方がいいに決まってるんだから、毎日一生懸命に頑張って少しでも売上を上げようとするしかないじゃないか。(そんなの当たり前でしょ!)」というような方も少なくないはずです。

特に事業を初めて間がなく、
一分でも早く軌道に乗せたいという状況の方に多いのではないでしょうか?

でもその後事業がある程度の規模になってからも、
このような考え方が当たり前に感じられて、
今までずっとそうしてきた方も多いはずです。

でも果たしでそれでいいんでしょうか?

前回ご紹介しましたが、
ある年に突然問題が舞い込んだ時に初めて疑問を感じます。

税務申告期限の直前に税理士事務所から連絡があり、
「利益は○○万円、税金○△万円です」と一方的に言われます。

そんな税金いきなり言われてもすぐには用意できないとか。
昨年はあんなに忙しかったのだからすごく儲かっているつもりだったが、
実際にはたいしたことはなかった、これでは忙しいだけ損したとか。
こんな大赤字の決算書を銀行に提出したら、
予定している融資が受けられない、どうしようとか。

私に言わせると何をかいわんや、最低レベルにも達していない!と敢えて厳しいことを言わせていただきたいと思います。

ではもっとまともな経営者であればどのように考えてるでしょうか?
それは何はなくとも毎年きちんきちんと確実に利益が出るように考えることでしょう。
それを確実に守っていけばいつまでも安泰なはずだと考えるはずです。

そしてその利益が確実に出るように、
来年一年間でいくらの売上を上げればよいか、人員はどうすればよいか、今ある設備でどうするか、等を計画します。

とりあえず一年先のことを考えて、
こういった計画を作る経営者はまずまず優秀なほうだと言えるでしょう。

でもこれでも実は3年後5年後に会社が生き残っている保証は得られないのです。

その理由は次回までお待ちください。


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2008年07月02日

戦略的中期経営計画、でもその前に

さて前回、戦略的中期経営計画の必要性について前書きしました。

そして今回その戦略的中期経営計画について本格的にご説明しようと思っていました。

ようやく時期も熟しましたので、その本題に入るつもりですが、
申し訳ありません、今回はその前に一言だけどうしても言いたいことがあり、
こちらを書かせていただきます。

戦略的中期経営計画も早く着手しなければ大変なことになりかねないことですが、
それにも増して最近私は大変憤っていることがあり、
これを発言しなければならない!と思うわけであります。


最近新しくご契約くださった会社でのことです。

まず東京のシステム開発会社にうかがって、試算表見せてくださいといったところ、
出てきたのはASPによるシステムでした。
会社でも税理士事務所でもネットによってどちらのPC画面でも見ることができるというものです。

それ自体はよいのですが
驚いたのは在庫の金額や外注費の額その他一部わけのわからない箇所があり、
それを質問しましたところ答えはこうです。
「当社で現金預金を入力して、あとは税理士事務所が何か手を加えていますので、わかりません。」

今期の最初の月の数字がなんか変ですね。
また数年間を比較すると粗利率に随分変動がありますね。
と言いましたら、
「実は粉飾というわけではないのですが、うちの税理士が数字をいろいろ動かしていまして。
毎年決算の結果や税金がわかるのが申告期限の前日だったりするんですよ。
そしていきなり明日までにこれこれの税金を払って!と言われて私はとてもじゃないがこんなに払えない。と言うと税理士はそれじゃー払わなくていいようにしますといって、何やら数字に手を加えるのです。」

おいおい確かに粉飾ではなくてそれは逆粉飾と言うんですが、
なお一層まずいじゃないですか、
確実に加算税と延滞税とられますからね。

こんな税理士が横行しているのかとあきれてしまいました。

また別な製造業の会社に行きましたところ、
かなりの規模の会社にも関わらず期中現金主義の経理をしています。

決算確定するまで売掛金も買掛金も動かしません。
売上と仕入は現金の入出金額を記載しています。

これでは決算前に今年の業績見込みを検討して決算対策を打つことができません。

聞けば社長はこんなやり方でよいものかと顧問税理士にいろいろ意見したり提案したことがあるようですが、その度に税法上これこれでやるしかないとか、根拠不明のままこうすべきだと言い負かされて、毎回自分の意見をすごすご引っ込めるのだそうです。
いやーこれではせっかく良い会社も簡単に駄目にしてしまうなーと唖然呆然でした。

世の中の税理士は、自分はあくまで税務の専門家だから税務の観点だけからいろいろアドバイスしてきて、経営がどうなるかは知らぬ存ぜぬ我関せずという先生が多いんですね。

しかしそういった税理士を顧問にしている会社経営者が顧問税理士の言葉は経営的にも正しいと誤解していると大変な悲劇を招くことになります。

このような顧問税理士はきっと多いんだろうなと思いました。
いや大部分がこんなものかなと思います。

経営者としては顧問税理士を経営アドバイザーとして頼るのではなくて、あくまで税務プラスアルファーの専門家として上手に利用することを心掛けなければ危険です。

ですから最近はセカンドオピニオンと称して複数の顧問から意見を聞くようにされる経営者が増えています。

大変賢明だと言えます。

ただ単に税務上のセカンドオピニオンだけでは片手落ちです。

いやー私自身税理士でもあるので、税理士の失地回復のためにも頑張ろうという気がしました。


経営に強い顧問をお探しの方は当事務所HPへ
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2008年06月08日

戦略的中期経営計画こそ福音!

昨年本格的に独立開業してから心にふつふつと燃えていたもの、
それは自分の経験を生かして世の中小企業中堅企業の経営サポートをしたいという思いです。

幸い独立開業後にご縁ができた現在経営サポートしている顧客が多数あります。
またあまた多くの会社経営者さんともお会いしました。

その中で思ったことは、
経営サポートとして具体的にどういったお手伝いができるのか?という疑問です。

勿論、例えば会社の本当の業績数値が見えない会社の財務レポートシステムを改善して、
それが見えるようにしたりすることができます。

会社がベンチャーキャピタルから投資を受けるために、
事業計画の作成を手伝ったり資本政策を一緒に作成したりして、
IPOまでのシナリオを書いたりもします。

銀行からの融資がスムーズに行くように、
試算表の作成を手伝ったりラフな経営計画や資金繰り表作成を手伝ったりもします。

他にもIPOまでの幾多のハードルを越えるお手伝いや、
財務構造全体の見直しアドバイス、
融資リスケジュールの交渉支援他にも様々。

でも共通しているのは会社業績を直接向上させるお手伝いではないということです。
残念ながら会社業績が上向かなければ私たちもお手伝いする喜びを享受するのは難しいものです。

会社業績の向上は会社経営者の役割なのは当然であり、
その経営者の器・能力以上には会社が大きくなることはありません。

ただし完璧な経営者は人間である以上ありえません。
70点の経営者ならば、何らかの方法で30点分を補う必要があります。

営業は得意だが人使いは苦手ならば、
なんとか従業員教育、人事組織体制で補わなければなりません。

ともかく経営者ひとりですべてを完璧にこなすことだけは無理というものです。

そのように考えてくると私のする経営サポートの役割が見えてきます。

このような考えに従って、
最近私が強く推進しているのは、
戦略的中期経営計画プログラムというものです。

次回説明しますね。


早く戦略的中期経営計画を知りたい方はこちらのHPへ

財務会計をもっとよく理解したい方はこちらのHPへ

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2008年05月31日

最近のIPO監査で思うこと

3月決算の法定監査がようやく終了です。
といってもまだ有価証券報告書チェックが終っていませんが。。。

5月3週目ごろには決算短信を発表しますので、その時点で会社法計算書類も有価証券報告書も実質的に全部記載内容を確認することになります。

さて現在上場している会社の監査はこれでよし!としても、
IPO準備中の会社の監査は終っていません。

さて私がIPO準備会社に伺うと、
10社のうち9社まではかなり無理に無理を重ねて頑張っておられます。

最近うお伺いした会社でも、
経理課長が孤軍奮闘しておられ同情を禁じ得ない状態なのです。

経理課と営業部との情報の不一致、在庫管理部門との情報の不一致、調べれば調べるほど、ぼろぼろ・・・。

いやこんなことはあってはいけないのですが、
未上場企業では決して珍しいことではないので、私たちも慣れてはいるものの、さて間近に迫った上場申請はどうするんだろうかと心配このうえありません。

生みの苦しみ、難産はつきものの、
体力がないと母体を危険にさらすことになること、注意してほしいものです。


経営計画・資金調達などの財務コンサルティングは当事務所へどうぞ
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2008年04月14日

ビジネスの仕組み作り〜その2

前回はビジネスやるなら営業の仕組みづくりは必須だと気づいたと書きました。

もちろん私もコンサルタントである以上、
今頃気づいたなどとは口が裂けても言えないので正確に申し上げると、
頭で知っているのと実際に体験の中で体で覚えるのでは気づきの深さが違うということをお伝えしたかったのです。

さて営業の仕組みづくりとして、
多くの人が顧客を紹介してくれる人や組織を営業拠点として確保・維持したいと考えます。

その方法としては、
単純なのですができるだけ頻繁にコンタクトを取ることを行います。
一日置きに電話したりしょっちゅう会ったり・・・

またともかく沢山会合や人の集まりに出たり・・・

ある税理士の先生も地元や顧問先の関係団体他多くのところに積極的に顔出しをしたところ、
やはりお客の紹介をいくつか受けるようになりました。

しかしその状態は長くは続きません。

先生は内臓を壊しドクターストップが出たのでした。

私も多分そのようなことはできません。

そこで直接会う方法ではない方法でフォローアップする方法として知ったのが、
DMかメールで届けるレポートだったのです。

まだ始めたばかりですから成果がでるのはまだまだずっと先のことでしょうが、
あんまり時間的金銭的体力的気力的に負担にならないので、
これは最も継続しやすいツールだと思いました。

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2008年04月13日

ビジネスの仕組みづくり〜その1

最近多くの起業家や営業マン、会社経営者とお話して気づいたことがあります。

それは『仕組み』づくりです。

それも営業の仕組みづくりです。

多くの方が意識してかしないでか、それを目指して動かれています。

当然誰もが営業を効率的に行おうと思っています。

自分一人で一か八かの訪問営業をとにかく数を稼ぐという営業でも、
いかに確率を高めるかの工夫の有無で最終的に大きな差ができます。

私が出合った大部分のひとはそういったタイプの営業とは異なる製品サービスを扱っていますが、
自分一人の体という限られた資源を有効に使うにはやはり大層な工夫が要るというものです。

通常その方法はいかに顧客から自分のほうへ飛び込んでくるような仕組みを作るということです。

昔から顧客の獲得を紹介に頼る割合の多い業種は、
その紹介をしてくれる先を確保することが仕組みづくりということになります。

ただ最近はかなり意識してその紹介拠点や紹介組織を構築していかないと効果が薄れているようです。

やはり高度成長期のように需要>供給という状態ならば、
あまり自分から動かなくても結果がでていたようですが、

今のように需要<供給の状態では積極的な会社と消極的な業者の成果は大きな差がつくようになりました。

やはりバブル崩壊後から勝ち組・負け組みなどと言われはじめましたが、
シビアな時代は未来永劫続くのでしょう。

さてそんなわけで多くの皆さんに刺激を受けて、
あらためて営業体制の仕組みづくりに目覚めたわけです。

知識として知っているのと、
実際にできるということの違いを今まざまざと肌で感じているわけです。

起業されたばかりの方もだいぶ以前に起業されて今やしっかりと経営されている方も、
初めのうち軌道に乗るまではこの営業の仕組みづくりに苦労されたのではないでしょうか。

軌道に乗るというのは言い換えるとこの営業の仕組みがある程度できてきたということです。

私は開業されている税理士の有志と営業の勉強会を続けていますが、
皆さん意外にもこのような意識があまり無い方が多いというのに驚きます。

〜続く〜

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2008年04月07日

社長が元気になる!経営に役立つメールレポート

皆さんはメルマガを発行してますか?

私たち会計事務所の業界では、よく『事務所通信』という名称で、
顧問先に毎月小冊子を配るのが一般的です。

ただしこれが大抵出来合いの小冊子を発行者の欄に事務所名を入れたものであるため、
オリジナリティーにかけてあんまり魅力的な印象にはなっていないというのが実情です。

内容もお決まりの税務カレンダーで、やれ今月は確定申告準備の月だ!年末調整の時期だ!などなど。
そして新しい税法の解説や社会保険の手続きなどなど。

とても事務所の先生や担当者の心の通った肉声には程遠いものです。

この事務所通信に力を入れている事務所では、
オリジナルのレポートをA4版で8〜12ページで作成したりしています。

これを毎月事務所で作成するのは結構骨が折れますが、
しかし受け取った方には執筆した先生や担当者の顔や声が感じられ、
とても親密に感じられることでしょう。
きっと行間にまで言わんとすることが見える気がするかもしれませんね。

さて私もいずれはこのようなボリュームあるレポートをお配りしようと思っていますが、
先ずはメールマガジンにてコンパクトな内容をお伝えすることから始めようと思います。

最初まぐまぐで発行していたのですが、
やはり不特定多数で相手の顔が見えないところでの情報発信は、
どうしても一方通行の弊害が生じることに気づきました。

というのもフィードバックが無いと、
内容に独りよがりの危険があるため、
自分自身が自信をもって提供できないこと。

顔を知っている知人が対象の場合のような緊張感が足りないこと。

役立っているような実感が感じられないことなど。

そんな時にまぐまぐではなくて名刺交換などで集めたメールアドレス宛に送るのが、
相手にとっても発行者にとっても良いことづくめだと複数の方に言われました。

確かに沢山の方と名刺交換して知り合ってもなかなかその後の通信ははかどらないものです。
自分含め皆さん多忙に暮らしている中ではお会いするどころか、
電話でお話することさえはばかられること少なくありません。

そんな時自分のことを忘れずにいてもらえること。

相手の都合、手間、時間を煩わせる危険が少ないこと。

役に立てば儲けものぐらいで、特に役にたたなくても迷惑にならない。

などなど考えてみると、とてもメールマガジンは優れたツールだということが判ります。

以上を考え一念発起してメールマガジンを再発行することにしました。

ぜひメルマガ登録してご覧になってほしいと思います。

メルマガ『経営に役立つメールマガジン』登録のページはこちら
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2008年03月27日

大数の法則に教えられ

昨日は顧問先のレストランにうかがいました。

毎月のことですが、
先月の売上や経費・人件費の伝票ををオーナーシェフと二人で、
財務システムに入力していきます。

そして伝票を全部入れ終えると、
ようやく先月の業績が出てくるわけです。

そしてオーナーは、
「先月は売上200万いかないと思ったら、
ぎりぎりいきましたね。
んーそれにしてもひまだったなー。
ま、こんなもんか。
でも200万じゃね〜。は〜。」

感想なのか分析なのかよくわかりませんが、
正直なコメントなのでしょう。

大部分の他所の社長さんも五十歩百歩です。

そのことについては構わないと思います。
私が気になるのは、
は〜。のくだりです。

毎月売上250万円の時はやけに元気なのに、
200万そこそこだとなんだか最初からどこか脱力感に浸っているのです。

そこで私がした話がいわゆる大数の法則です。

営業の世界でよく言われることですが、
たくさんの訪問販売をすると、
最終的に100件訪問すると10件が話しを聞いてくれて、
1件成約するというように、
一定の確率に収束するのだそうです。
これこそ大数の法則と言われるやつです。

営業マンは1件の成約までの間に90件をドア越しに断られ、
せっかく話を聞いてもらってもまた9件は断られるということを意味します。

実際に営業しているセールスマンにとっては、
何度トライしても殆んどが断られてしまって、
すべてが無駄のように思えるでしょう。

しかし断られた99件があってこそ、
初めて1件の成約にたどり着けるのだと考えれば、
断られた99件は無駄どころか、
絶対に避けてはいけない回り道のようなものだということになります。

同様に飲食店の場合はよく客の入った日、好調な月があるかと思えば、
悪天候でがらがらの日や不調の月が必ずあります。

しかしがらがらだからといって店を閉めてしまっては、
たまたまそんな日に入ろうとした人が次回来店しなくなりますし、
入店はしなくても営業している店の明かりそのものが、
通行人や街の人々の記憶に染み込んで、
次回の訪問につながるのです。

そのように考えると店の業績に一喜一憂するのが無意味だということに気付きます。

商売というものはみなそうゆうものでしょう。

私が修行していた魚屋さんは、
飲食店以上に天気その他のファクターの影響で、
客足の好不調の波が極端にありましたが、
いくら暇でも社長はいつもおおらかににこにこしてました。

当時の私はそんな社長を見てとてもいらいらしてましたが、
今は反省しきりです。

商売は今日の売上を今日の努力で作るのには限界があります。
考えてもしかたないことは考えず、
来月、半年後、来年確実に売上があがるように今から仕掛けて、
今からわくわく楽しみにしているのが精神衛生上よろしいのではないでしょうか。


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2008年03月11日

ベンチャーキャピタルも方針転換

日経平均株価が○○以来の底値!などという実に景気の悪い記事が
毎日のように新聞の一面を飾っています。

私は株式上場準備中の会社様のご支援をするコンサルティングを随分以前から従事しています。
今も複数社のお手伝いをしています。

株式公開、株式上場、IPOは元々物凄くはやりすたりが激しいのですが、
今年から来年にかけては記憶にないほど新規上場数が少ないようで、
株式上場に関係するビジネス関係者は皆さん本当に元気が無いですね。

さて私のお付き合いのあるベンチャーキャピタルさんも、
従来のような投資方針をあらためて玉を大きくする作戦に出たところがあります。

従来は3000万円からアーリーステージベンチャーに投資していたのが、
これからは最低1億円以上に大きく舵を切りました。

これってベンチャーキャピタルと言えるんでしょうか?
一つのVCで1億円、強調して数億円を1回のファイナンスで調達するなど、
オーナー系ベンチャー企業ではまずありえないことです。

となるとありうるのは大手上場企業の子会社や新規事業、
又はそこからスピンアウトしたメンバーの会社などでしょうか。

でもそれではわが国ベンチャービジネスの分母を随分縮小することになるでしょう。

VCにはVCの経営方針があるのでそれ自体は致し方ないのですが、
我々のように現場で這いずり回っている人間としては、
資金調達のルートが減るのはやはりつらいことです。

一方で新銀行東京のずさんな融資方針は論外だと思いますが。。。

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2008年03月04日

月次決算と経営計画サイトオープン

昨年4月に自分の会計士税理士財務コンサルタント事務所のサイトを立ち上げました。
早もうすぐ1年たちます。
いろんな私の実務経験の中で気づいたノウハウを中心に、
思うままにたくさんの情報を提供してきました。

一般の書籍に書かれてあるような単なる知識ベースを越える、
経験者ならではの想いを書き綴っている感があります。

そして一つのサイトにすべてを詰め込みすぎると、
まるで迷路のようになってしまう気がしましたので、
この度新しいサイトを作りました。

それも一度に二つ。

一つは財務会計と月次決算に特化して説明しています。

もう一つは経営計画に焦点を当てています。

実は最初この二つのサイトを作ったのは1ヶ月前だったのですが、
ヤフーのビジネスエクスプレスに登録申請したところ、
三つのサイトにコンテンツの重複が多いという理由で却下されてしまったのです。

そこでそれぞれのサイトのコンテンツを全く別にして特色を出そうと思っていたのですが、
これがなかなか難しくて。。。

やっと2週間前になぜかひらめきました。
財務会計そして月次決算のサイト!
もう一つは経営計画だ!と。

ひらめきが生まれる瞬間て本当に不思議ですね。
今後もこのサイトの紹介をしてまいりますが、
作るのに苦労したせいかなんだかとても愛着あるサイトになりました。
また私の引き出しのまだまだ半分ぐらいしか公開できてませんので、
今後さらにコンテンツが充実していきますから、
ご期待くださいです。
サイトのアドレスはこちらです。

会計士税理士財務コンサルタントが贈る財務会計・月次決算の秘訣

会計士税理士財務コンサルタントが贈る経営計画の秘訣

赤沼会計士税理士事務所のHP

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2008年02月08日

会計人にとってのホームページの効能

最近私は先方を知らないのに、
初対面から「赤沼さんのことはよく存じ上げてますよ!」というような方が増えている。

同様に「ホームページ見させていただいてますよ。」と、
今初めて名刺交換する方に言われて驚くことが少なくない。

私は公認会計士税理士として会計事務所を経営しています。
また一緒に財務コンサルティングについてはプログレスコンサルティング合同会社名義で仕事をしています。

その当事務所と私の専門業としての殆んどすべてを全く隠さずホームページで公表しています。

昨年長い勤務生活を辞し完全独立開業したため、
少しでも営業に役立てば良いと思ってホームページを作りました。

初めは他のホームページでの集客成功例を見聞きして、
もし毎日のように引き合いが来たら身が持たないと真剣に心配しました。

実際には全くそのような心配は杞憂でありました。

1年近くホームページをやってみての感想は、
ホームページに集客を頼るのは無理だということです。

ただしホームページを見て問い合わせてくださったことから始まったご縁は、
素晴らしいご縁に恵まれておりますのでやはりホームページは大切にしなければならないと思います。

直接的に集客にはならなくても会計士税理士など同業者の方や同業の周辺業務の方が結構ご覧になっていて、「面白い内容だ」「すごく読み甲斐がある」など、とても評価してくださいます。

内心は同業者に私のノウハウや知識や当事務所の戦術等を教えるために書いてるわけじゃないよ!と思いつつ内心は嬉しく思うのは不思議な感触です。
だいいち同業者に評価していただき、さらに内容に付いて質問を受けるとお人よしの私としてはさらに教えてあげたくなってしまいます。

私の信条としてノウハウ知識は皆で出し合ってそれを集めても使うときには十人十色の味が出て面白いと思っています。私はまた自分のノウハウ知識を提供するから私のことについて批判アドバイスをいただけないかと期待しています。同様にノウハウ知識を提供してくれるようなマインドの方と出合ってお互いがさらに成長できればよいという思いなのです。

最近では直接ホームページから集客はできなくても、
段々と私のことをネットのあちこちで目にしているうちに、
私自身の会計士ないし財務コンサルタントとしてのブランドができあがればよいのかなと期待しています。

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2008年02月06日

今日は確定申告無料相談日

今日は毎年恒例、税理士会主催の確定申告無料相談日でした。
私も毎年参加しております。
こちらに相談で来られる方は、公的年金だけとか不動産所得が少々あるという方です。
前年の所得が300万円以上の人は原則対象外です。

年収300万円で暮らす云々という本がありましたが、
やはりそういった方々は少なくありませんね。

1時間以上かけて計算してみて還付が4000円位ということもありますが、
無料相談にやってきてゲットするのは賢い方です。

税理士にきちんと依頼すると報酬が2万円で還付が4000円ということもあり、
泣くに泣けなくなることもありますから。

又はいつでも受け付けているはずの税務署に行くと、あまりに人が多いため、
税務署職員もてんやわんやであんまり丁寧に対応はしてくれません。

私たちも日々の業務の中で数千円の経費や数千円の収入の多寡に鈍感になるときがあります。
いつか自分のビジネスが大きくなったらその数千円が数十万円にでも広がったら危険このうえありません。

ボランティアではありますが、
何か得るものがあった一日でした。

感謝!感謝!
当会計士税理士財務コンサルタントのHPはこちら
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2008年02月05日

起業の厳しさを肌で感じる毎日

今日は朝から3人の方にお会いしました。

朝10時東銀座で待ち合わせたのは経営コンサルタントのAさん。

昨年Aさんにご紹介いただいた財務調査案件の売掛金の回収のために、
一緒にその相手先に乗り込もうとしたわけです。

残念ながら先方の社長が不在だったため久しぶりに喫茶店で、
Aさんとお話しました。

Aさんは元々自分の紹介による仕事だから3月中に回収できなかったら、
自分が立て替えると約束してくれました。

確かにAさんのご紹介だからということで信用して、
契約書も結ばず、前金も貰わずに仕事したことを考えると申し訳ないがAさんの申し出はもっともなのかもしれません。

しかしいくら紹介だからと言って信用しきったのは自分がうかつだったと反省材料です。
以来初めてのお客様の仕事は契約書と着手金が絶対条件です。

今まで債権回収の苦労を実際に経験したことがないので、
これもいい経験だと思ってやってはいますが・・・

次に正午から渋谷の道玄坂で元勤務してたコンサルティング会社の同僚と1年ぶりに会いました。

彼はコンサルティング会社を辞めた後会計士税理士のような信用とスキルが無いので、
いろんなことをやっているとのことでした。

例えば地方の会社の営業代行として東京で飛び回って案件成約ごとにコミッションをかせぐのだそうです。

でもすべて一過性、フロー型のものであり、
やってもやってもビジネスとして成長するものではありません。
楽に稼げるようになることもありません。
その点で税理士事務所のような顧問先が増えれば増えるほど楽になるストック型はいいという話をしていました。

そこで今はストック型ビジネスとして資金繰りコントロール専用ASPを開発中なのだそうです。
これを例えば私のような財務コンサルタントや会計士・税理士が指導して導入すればお互いめりっとあるでしょというお話です。

まだ現物のデモが無い段階では何も言えませんが、基本的に資金繰りコントロールは損益管理以上に重要だと言う方向性は同じなので何とか応援していきたいと思いました。

ただその必要性を感じていない世の中小企業経営者を相手に、
どうやって導入を図るかはまだまだこれからの課題です。
でもみんな頑張ってるんだなーと嬉しく思いました。

本日会った3人目は私の最大の応援者、やはり同じ元勤務してたコンサルティング会社の同僚です。
同じ渋谷のマークシティで待ち合わせです。
彼は某大手ベンチャーキャピタル勤務のキャピタリストです。

毎月投資検討案件50社についてNGの判定を下さなければならず、
本人も経済効率優先になっている最近の自分に疑問が湧いてきてると言っていました。

私のように純粋に中小中堅企業経営者を元気づけたいという話が少々青臭いと感じながらも
逆に新鮮なのでしょう。

彼との話はまだまだ内容豊富なので、また次回ご紹介しますね。

それにしても犬もあるけば棒にあたるがごとく、
とにかく人に会うことって大事ですね!

東京・横浜活躍中の赤沼会計士税理士財務コンサルタントのHPはこちら
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2008年02月04日

久々の税務調査立会い

今日は顧問先企業の税務調査の立会いに行って来ました。

税務調査は以前税理士事務所に勤務していた時にさんざん受けていたので、慣れっこになっていますので、全くプレッシャーはありませんでした。

いつも思いますが、税務調査官という仕事は自分ならばやりたくないなと思ってしまいます。

職業上致し方ないのですが、税務申告の誤りを目ざとく見つけて、
少しでも税金を追加で取ろうというのですが、
大きな誤りがない時はどうしても荒探しのようになってしまいます。

細かい請求書だとか領収書を見せてと執拗に要求します。

仕事だからということは当方も内心よく理解はしていますが、
正直言ってこれがどれだけの意味があるのだろうか、と疑問に思うことも少なくありません。

まー面倒くさがる会社の人を上手くおだてるかなんかして、
何とか必要な書類を出させるのが調査官の腕の見せ所なのですが。

今日の調査は、今までの調査の中では平均点というか全く目新しい点はありませんでした。

私たち税理士にとっては、
税務調査の時こそ私たちが頼りになる見方だというところを社長に見せ付けるチャンスなので、
本当はきばりたいところなのですが、
元々大赤字のせいか多少の否認があっても全くキャッシュに影響がないので、
どうしてもお互い緊張感がなくなるというものです。

でもいつもこんな調子ではありません。
特に不動産がからむと一つの修正で数千万が動く危険もありますから、
全く気が抜けません。

もちろん私の顧問先にも不動産がらみの会社がありますので、
万全の注意と準備で税務調査が来るのを待っているのはいうまでもないことです。

でも不思議なことに「そろそろ来るぞ」と待っていると税務調査って来ないんですよね。

東京と横浜で活躍する赤沼会計士税理士会計事務所のHPはこちら
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2008年02月02日

経営専門誌に記事掲載

昨年、経営専門誌に私が執筆した記事が掲載されました。

月刊近代中小企業という専門誌ですが、失礼ながらそれ以前は私もこのようなものがあるのを知りませんでした。

というのも一般の書店には無く、会員向けの専門誌だったからです。

読者対象は名前のとおり中小企業の経営者。

ただし年齢的に40代を中心とした近代的な経営を目指そうという方です。

きっかけは私のHPをご覧になった編集者からの執筆依頼でした。

特集企画「金融機関との正しい付き合い方」の中に、
私の記事は「決算書&経営計画で賢い融資調達」という題で掲載されました。

以前勤務した会計事務所で数冊の書籍の執筆をしていましたので、
苦にはなりませんでしたがやはり限られた頁に収めるのは結構しんどいものですね。

以前執筆したのは「Q&A企業組織再編 会計・税務の知識」「即効マスターQ&A新会計基準」「Q&A連結納税の知識」等でした。

以前はひとりで30ページ位書きましたが、今回は6ページ位。

少ない量のほうがたいへんだということがよくわかりました。

というのもせっかく自分の記事をご覧にいれるのですから、
読んでくれた方にプラスになればと思うのですが、
これを読んですぐ目に見える効果がでるのはまず無理というものです。
せめて私たちが普段アドバイスしているもののイメージが湧いてくれれば上々でしょう。

今二つ目の記事の執筆が終わりました。

又次回もこの話題をご紹介しますね。

東京と横浜で活躍する赤沼公認会計士税理士のHPはこちら


ラベル:財務 会計 経理
posted by 赤沼 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京の税理士 横浜の税理士

私の事務所は横浜市港北区綱島の横浜オフィスと東京港区の東京オフィスの二つあります。

先日まで東京オフィスの住所は東京港区ではなく東京渋谷でした。

そもそも税理士事務所というのは支店の開設はできませんので、
苦肉の策として実際には片方は倉庫状態というのが実態でした。

実際の税理士事務所登録は自宅でもある横浜市綱島の横浜オフィスです。

まぎらわしいのはお客様にご迷惑かなと少々心配しております。

現在は常勤1名ですが、もうじき増員の必要があり、
その際事務所を構えるのが東京がいいのか近くの横浜が良いのか思案中です。

東京の税理士?横浜の税理士?

住所は横浜ですが、気持ちは東京。

ちょっとディズニーランドの気持ちがわかってきました。

東京と横浜エリア税務・会計・経理・財務の相談は赤沼公認会計士税理士事務所へどうぞ
posted by 赤沼 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月28日

資金繰り厳しいという会社が多いという話

私の仕事を簡単に紹介しますと、

公認会計士でもあり税理士でもあり経営・財務コンサルタントということになります。

一般の方から見てこの三つの違いがわかるものでしょうか?

わからなくても心配ありません。

きっとわからない方のほうが圧倒的に多いと思います。

敢えて一言でいうなら、

公認会計士は経理方法の専門家として、

会社の経理内容を調べてOKだというお墨付きを与えたり、

指導したりします。

税理士は法人税法、消費税法など数ある税法の専門家として、

税法に明るくない一般の方のお手伝いをする仕事です。

経営財務コンサルタントというのは、税金関係も経理方法も銀行借入関係も会社の組織運営方法も

会社経営に関係することなら何でもアドバイスしますという仕事です。

ですから私も以上のようなことを日々しているわけです。

さてその中でもお金に苦しい会社の資金繰りを楽にすることはとても重要な役割です。

HPにもそのようにうたっていますので、

たくさんの問合せがあり、

一時手が足りずに困ったこともあります。

しかしはたと気付いたのですが、

問合せに答えて伺うと、

来月の支払手形がこのままだと落ちない!とか、

あと数千万円なければ倒産する!というような叫びを聞かされることが少なくありません。

残念ながら何でもかんでも大丈夫というものではありません。

大変申し訳ないのですが、どんなケースでも解決できますよ!というほど、

商売はやさしくありません。

やはり赤字続きでどうにもならない状態では銀行も今以上に貸すことはできないのです。

今回は少し基本的なお話をしてみました。

赤沼に財務・経営のご相談ある方は先ず私の公認会計士税理士事務所HPをご覧ください。
私の公認会計士税理士事務所へはこちらをクリックしてください。

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2008年01月21日

命懸けの財務調査事件その3

さて結局のところ、

今回の財務調査の顛末は?と言いますと、

拍子抜けする位無事に終わりました。

もっとも債権者こそ押しかけなかったものの、

突然電話が鳴り止まなくなりました。

そして会社の人も知らん振りという奇妙な状況のまま、

私たちはそのマンションを後にしたのでした。

さて怖くていやーな仕事の後には、

きちんと楽しいご褒美も待っているものです。

その夜は初めての福岡中洲を楽しんだのは言うまでもありません。。。

と言っても福岡の夜を隅々まで知っている先輩と違い、

私は新鮮な魚料理ととんこつラーメンだけで十分に楽しめました。

翌日も有名な明太子のお店に出かけたり、

帰りの飛行機はがらすきだったり、

行きと帰りの気分は大違い!

こんな仕事も珍しいという経験でした。

でも今回は何事もありませんでしたが、

実は会計監査の場面や財務調査の場面で、

関係者が失踪・自殺したり、

経理担当者に会計士が刺し殺されたという話を度々耳にしたことがあります。

やっぱり私は運が良いのかもしれませんね。

赤沼に会計のことで相談ある方は赤沼会計事務所サイトへどうぞ
posted by 赤沼 at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

命懸けの財務調査事件その2

出発前夜の寝苦しかったこと、
財務調査には慣れているし、
現地に行かなければ判らないことが多く、
大概のことでは驚かないつもりでしたが、
今回だけは違っていました。

何しろ眠ろうとしても
頭の中で「もしマンションの高層階だったら?」
「もしその事態になったら?」
「もしたった一人だったら?」
考えても仕方ないことはわかっているのだが、
頭の中では?マークが浮かんでは消え浮かんでは消える。

それでも気付いたら朝になっており、
いつの間にか眠ってしまっていたらしい自分の神経に感謝するのでありました。

さて翌日事務所に行くと別行動する予定の先輩会計士も
福岡に同行することになったと連絡が入り、
安堵したことは言うまでもありません。

地獄から天国に戻る位のインパクトです。

さーてこれで何があっても大丈夫だと勇んで福岡に飛んだのですが、
我々二人の前方に一際高くそびえたつ赤いマンションが見えたときには、
頼むからあそこでなければいいのにと願ってしまいました。

しかし今回の調査現場が
その背の高いマンションの9階だということがわかり、
唖然としてしまいました。

もっとも窓から飛び降りるというオプションが無くなったので判断は容易になったわけですが、
さて実際まずい状況になったときどうするかというプランは皆無でした。


会計・財務・IPO・黒字経営・資金繰りのご相談は赤沼公認会計士事務所へご連絡ください。

posted by 赤沼 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

命懸けの財務調査事件

今まで数多くの財務調査、ショートレビュー、デューデリジェンスに参加しました。

しかし本当に身の危険、それも命に関わる怖さを味わったのは、
後にも先にもこの一件だけでした。

今回はこの怖い怖い事件のお話です。

あるベテラン会計士が持ちこんできた仕事でした。
上場している某船会社の経理不正の状況を調査して欲しいと、
弁護士から依頼があったのだそうです。

その会社はもう既に営業が完全に立ち行かない状態であり、
詳しくはわかりませんが、
なぜかその財務資料があるのが福岡のあるマンションの一室なのだそうで、
今回の調査はそこに赴くことになっていました。

今回の調査メンバーは、
そのベテラン会計士をヘッドに後は私だけ!
初めは普段の財務調査のように、
どんな状況、どんな調査でやって見せるぞ!と意気込み、
なおかつその意気込みを表に見せないように、
冷静に打ち合わせを続けていました。

しかし次の説明から事態は一変します。

まず今回の調査当日に会社は破産申し立て?をするとかで、
調査場所に債権者が押し寄せる可能性があること、
調査場所はマンションの一室だが、
社員が一人いるだけで時々外出して不在になるかもしれないこと、
調査場所はもう一箇所あり、
ベテラン会計士はそちらに赴くので、
福岡は私一人だけで赴くこと、
今回は巨額の経理不正が関係していて、
関係者で行方不明者が複数でており、
反社会的勢力の関与が伺われること、
もし調査中に危険な事態になった場合には、
私の判断で脱出して良いとのこと。

脱出時にパソコン等を放棄するのか、
脱出するか否かのぎりぎりの判断、
そもそも調査場所がマンションの何階かもわからない状態で、
本当に安全に脱出できるか否か、
不確定要素が多すぎることから、
いろんな意味で経験豊富かつ体力に自信ありそうな私に、
白刃の矢が立ったのだということでした。

任せてくださいよ、
と余裕の笑みを浮かべようと努力しましたが、
きっと表情が引きつっていたことと思います。

(次回に続く)
経営・財務・会計の相談はこちらから
posted by 赤沼 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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