私たち会計事務所の業界では、よく『事務所通信』という名称で、
顧問先に毎月小冊子を配るのが一般的です。
ただしこれが大抵出来合いの小冊子を発行者の欄に事務所名を入れたものであるため、
オリジナリティーにかけてあんまり魅力的な印象にはなっていないというのが実情です。
内容もお決まりの税務カレンダーで、やれ今月は確定申告準備の月だ!年末調整の時期だ!などなど。
そして新しい税法の解説や社会保険の手続きなどなど。
とても事務所の先生や担当者の心の通った肉声には程遠いものです。
この事務所通信に力を入れている事務所では、
オリジナルのレポートをA4版で8〜12ページで作成したりしています。
これを毎月事務所で作成するのは結構骨が折れますが、
しかし受け取った方には執筆した先生や担当者の顔や声が感じられ、
とても親密に感じられることでしょう。
きっと行間にまで言わんとすることが見える気がするかもしれませんね。
さて私もいずれはこのようなボリュームあるレポートをお配りしようと思っていますが、
先ずはメールマガジンにてコンパクトな内容をお伝えすることから始めようと思います。
最初まぐまぐで発行していたのですが、
やはり不特定多数で相手の顔が見えないところでの情報発信は、
どうしても一方通行の弊害が生じることに気づきました。
というのもフィードバックが無いと、
内容に独りよがりの危険があるため、
自分自身が自信をもって提供できないこと。
顔を知っている知人が対象の場合のような緊張感が足りないこと。
役立っているような実感が感じられないことなど。
そんな時にまぐまぐではなくて名刺交換などで集めたメールアドレス宛に送るのが、
相手にとっても発行者にとっても良いことづくめだと複数の方に言われました。
確かに沢山の方と名刺交換して知り合ってもなかなかその後の通信ははかどらないものです。
自分含め皆さん多忙に暮らしている中ではお会いするどころか、
電話でお話することさえはばかられること少なくありません。
そんな時自分のことを忘れずにいてもらえること。
相手の都合、手間、時間を煩わせる危険が少ないこと。
役に立てば儲けものぐらいで、特に役にたたなくても迷惑にならない。
などなど考えてみると、とてもメールマガジンは優れたツールだということが判ります。
以上を考え一念発起してメールマガジンを再発行することにしました。
ぜひメルマガ登録してご覧になってほしいと思います。
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