出発前夜の寝苦しかったこと、
財務調査には慣れているし、
現地に行かなければ判らないことが多く、
大概のことでは驚かないつもりでしたが、
今回だけは違っていました。
何しろ眠ろうとしても
頭の中で「もしマンションの高層階だったら?」
「もしその事態になったら?」
「もしたった一人だったら?」
考えても仕方ないことはわかっているのだが、
頭の中では?マークが浮かんでは消え浮かんでは消える。
それでも気付いたら朝になっており、
いつの間にか眠ってしまっていたらしい自分の神経に感謝するのでありました。
さて翌日事務所に行くと別行動する予定の先輩会計士も
福岡に同行することになったと連絡が入り、
安堵したことは言うまでもありません。
地獄から天国に戻る位のインパクトです。
さーてこれで何があっても大丈夫だと勇んで福岡に飛んだのですが、
我々二人の前方に一際高くそびえたつ赤いマンションが見えたときには、
頼むからあそこでなければいいのにと願ってしまいました。
しかし今回の調査現場が
その背の高いマンションの9階だということがわかり、
唖然としてしまいました。
もっとも窓から飛び降りるというオプションが無くなったので判断は容易になったわけですが、
さて実際まずい状況になったときどうするかというプランは皆無でした。
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2008年01月07日
命懸けの財務調査事件その2
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