昨今、巷には人生にビジネスに成功したい人のための情報、
お金持ちになりたい人のための情報が、
あふれています。
たぶん物凄くそれらに関心が高い人が多いのだと思います。
しかしそういった人たちの中で、
大成功どころか中成功、いや今よりも明らかに生活水準がよくなったと言える人が、
どれだけいるでしょう。
これらの情報が嘘を言っているのでしょうか?
または本当だけれども、
これを外したら他がよくてもだめだという、
大切なことが抜けているのでしょうか?
私自身自分なりのこうありたいという成功願望があり、
多くの似たような本を読んだりしてきました。
最近ようやく本当に成功する人とそうでない人との違いが明確にわかるようになりました。
おかげで現在の小成功がステップアップできつつあります。
それらのことをここで書いても、
わからない人には、
ああ、そうか、それは当たり前じゃないか、そんなことはよくわかってるよ。
という反応になるでしょう。
わかっている人には敢えてお知らせする必要は無用でしょう。
答えは他人から教えてもらうことは、できません。
自分で気づくしかありません。
私ができるのはヒントをお知らせすることです。
今回ご紹介する本は、
20代でトップセールスマンとして大成功し、
その後フォーチュン500の上位に連なる多国籍企業をもコンサルティングするカリスマである著者の最大の成功要因を明らかにしていると思います。
この本の序文でこんな例え話が紹介されています。
ある原子力発電所で故障が発生しました。
そこの技術者では原因がわかりませんでした。
そこで業界のトップコンサルティング会社の調査員が派遣されました。
彼は2日間くまなく調べ制御室の何百とあるメーターやスイッチをチェックした後、
あるひとつのメーターにフエルトペンで「×」マークをつけて「このメーターが故障しています。これに接続されている機器を修理か交換すれば解決です。」と言い残して帰りました。
後日届いた請求書は1万ドルでした。
所長は、 フエルトペンでひとつのメーターに「×」マークをつけただけで1万ドルは高いと思い、請求明細を取り寄せました。
その明細には「フエルトペンで「×」マークをつけた料金1ドル、「×」マークをつけるべきメーターを探す料金9999ドル」とありました。
つまり人生における成功や目標達成、幸福にとって、最も重要な原則をこのお話が表しています。
人生のどの局面にあっても、どこに「×」マークをつけるべきかを知ることは、
何かを成し遂げようとする時には、最も重要な要因になるということです。
お金持ちも貧乏人も24時間という資源は同じです。
年間1億円稼ぐひとも300万円の年収の人も一日の長さは同じです。
限られた時間と労力をどこに注ぐかが、
すべてその後の結果を左右します。
それはわかっているのだけど、
問題はどこに注ぐべきかをどうやって見極めればよいのかです。
それに対するひとつの回答がここにありますが、
これがすべてだとは思いません。
自分だけの解答は自分が作らなければなりません。
さて前回のブログにも書きましたが、
私自身最近とみに多忙でやりたいこと考えたいことが山積しています。
前回そのひとつの方法を書きましたが、
そもそも優先順位をどうつければいいの?という疑問には答えていませんでした。
この本がそのひとつの回答になると思います。
戦略とは選択と集中であり、
それを徹底的に行うことだといわれますが、
個人レベルでは感情という要素があるだけに、
一筋縄ではいきませんね。
こういった成功への秘訣というのは、
書籍だけではわかりにくいものですが、
これを直接本人のお話を聞けば驚くほどすべての疑問が氷解するということがあります。
そんな千歳一隅の機会があります。
来る3月4日著者ブライアントレーシーが来日講演を開きます。
ライブならではのどんな情報が聞けるか、
私自身楽しみにしています。
こういうチャンスを確実にものにする人こそが、
実際に成功を手にする人だと思います。
ヒントが多すぎましたね。
ブライアントレーシーのセミナーの詳細については、
下記HPをご覧ください。
http://www.pjc-web.com/index.html
2007年02月18日
仕事のその一点に気づく人、気づかない人「フォーカル・ポイント」ブライアン・トレーシー著
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