税務調査は以前税理士事務所に勤務していた時にさんざん受けていたので、慣れっこになっていますので、全くプレッシャーはありませんでした。
いつも思いますが、税務調査官という仕事は自分ならばやりたくないなと思ってしまいます。
職業上致し方ないのですが、税務申告の誤りを目ざとく見つけて、
少しでも税金を追加で取ろうというのですが、
大きな誤りがない時はどうしても荒探しのようになってしまいます。
細かい請求書だとか領収書を見せてと執拗に要求します。
仕事だからということは当方も内心よく理解はしていますが、
正直言ってこれがどれだけの意味があるのだろうか、と疑問に思うことも少なくありません。
まー面倒くさがる会社の人を上手くおだてるかなんかして、
何とか必要な書類を出させるのが調査官の腕の見せ所なのですが。
今日の調査は、今までの調査の中では平均点というか全く目新しい点はありませんでした。
私たち税理士にとっては、
税務調査の時こそ私たちが頼りになる見方だというところを社長に見せ付けるチャンスなので、
本当はきばりたいところなのですが、
元々大赤字のせいか多少の否認があっても全くキャッシュに影響がないので、
どうしてもお互い緊張感がなくなるというものです。
でもいつもこんな調子ではありません。
特に不動産がからむと一つの修正で数千万が動く危険もありますから、
全く気が抜けません。
もちろん私の顧問先にも不動産がらみの会社がありますので、
万全の注意と準備で税務調査が来るのを待っているのはいうまでもないことです。
でも不思議なことに「そろそろ来るぞ」と待っていると税務調査って来ないんですよね。
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